刀剣屋真田清四郎 大倶利伽羅広光 (宝島社文庫 「この時代小説がすごい!」シリーズ)
- 宝島社 (2016年9月6日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800259950
感想・レビュー・書評
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フィクション時代小説だから正確性を期す必然性は無いのだけど、史実から見るとテキトーな内容ですね。仙台真田氏しかり、刀剣知識しかり。
あまりにも流行りに乗ろうっていう付け焼き刃感がわかりやすすぎる。
とはいえ、ここまで「っぽい名詞」と「っぽい説明」が怒涛のオンパレードしていると、読んでて怒るより笑えてきちゃう。
いっそ、狙ってめちゃくちゃ書いて笑かせにきてるのかなと思える類。
時代小説ってファンタジーだなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
幕府の密偵をかわして伊達家を出奔した真田幸村の末裔・真田信広。清四郎を名乗り、江戸で刀剣屋を開いて半年後のこと。清四郎は伊達家家老から一本の刀を預かってほしいと頼みこまれる。その刀は藩祖・伊達政宗が将軍家より拝領した家宝「大倶利伽羅広光」だった。御三卿筆頭の田安宗武が譲渡を迫っているという。宗武は伊達家の弱みを握っているらしい…。
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