ゼロの激震 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 645
感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (473ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800272461

作品紹介・あらすじ

不可思議な大規模災害が頻発する北関東。そんな折、元大手建設会社で技術者だった木龍のもとに奥立という男が現れる。すべてはマグマ活動にともなう火山性事象が原因であり、これ以上の被害を阻止すべく木龍の力を借りたいという。やがてマグマは東京へと南下していく。このままでは関東が壊滅、日本が滅んでしまう-。未曾有の危機にゼネコン技術者たちが挑む、パニックサスペンス。『生存者ゼロ』『ゼロの迎撃』に続く"ゼロ"シリーズ、最新文庫!『このミス』大賞シリーズ。

感想・レビュー・書評

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  • よく調べて書かれてます。馴染みがない分野でしたので勉強になりました。

  • 自然災害
    神の領域

  • 地下熱を利用した発電装置が呼び起こした地震、噴火が列島を襲う災害パニック。
    バベルの塔の逆転発想のような、よう考えつくと感心します

  • 初め何か読んだ事あるなと思いましたら0シリーズでした。多少専門知識が必要な部分が有りましたが話の流れは面白く読めました。只正直、前作前々作に比べると多少は落ちる感じは否めないのが残念です。安生正氏はミステリと言うよりは災害物の作家ですね。

  • 香月パートがちょっとだるかったが、最後まで一気に読めて面白かった。
    映像化してほしい気もするが、しょぼくなりそうなので止めておいたほうがいいかも。

  • スケールの大きなパニックサスペンス。
    人間の犯した間違いにより日本が滅ぶ。それをゼネコンの建設技術者が食い止める。
    発想が面白い。

  • 壮大な話だったけど、専門用語が多すぎて全く状況がイメージできなかった…というか、イメージしようとする気力が湧かなかった。この専門性の高さがこのストーリーの壮絶な描写を実現しているのだろうけれど、どれくらいの読者にそれが届くのかな。少なくとも、私には無理だったなあ。

  • 面白かった。カルデラ噴火とは、ちょうどサイエンスゼロで阿蘇山のカルデラのことをやっていて、これが首都圏で起きているのかある意味新鮮だったが、舞台は地元群馬県が絡んでいたのでさらに興味を引いた。自分も土木技術者であるがここまではできない。最後命をかけた生龍と山口の二人がなんとか無事にとは思ったが、それはわからないまま。もちろん不幸な記載はないが、それもある意味良かったのかもしれない。あと一冊ゼロシリーズがあるので、それも読んでみよう。

  • 未来技術とパニックサスペンスの融合。関東沈没級の
    未曽有の災害に襲われた日本。その原因を調査すると。。。

  • 久しぶりの安生さん。
    やっぱり難しいけど、戦う一人一人の登場人物達がかっこよい。

    いつものありえないシリーズ
    次回作も期待☆

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著者プロフィール

1958年、京都市出身。京都大学大学院工学研究科卒。第11回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、『生存者ゼロ』にてデビュー。同作から続く〈ゼロ〉シリーズは、累計130万部を超えるベストセラーに。現在、建設会社勤務の傍ら、執筆活動を続けている。著書に『レッドリスト 絶滅進化論』(幻冬舎文庫)、『ホワイトバグ 生存不能』(宝島社)、『不屈の達磨』(角川春樹事務所)などがある。

「2022年 『首都決壊 内閣府災害担当・文月祐美』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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