心のモヤモヤを書いて消すマインドフルネス・ノート

  • 日本能率協会マネジメントセンター
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800590022

作品紹介・あらすじ

VUCAと呼ばれる不確実な毎日の中で、世界や日本社会の将来、地球環境や持続可能性といったメタな問題から、身近な仕事・キャリア・人間関係・家族の問題まで、私たちはさまざまな問題・悩みを抱え、ストレスにさらされ続けている。
そんな日々の中で、クリアな思考をして、建設的に悩み・問題と向き合い続けることは、決して簡単なことではない。

「正直なところ、毎日が忙しくて悩む時間すらとれない」
「モヤモヤすることはあるけれど、悩んでいたら日々の仕事が終わらない」
「仕事・人生をもっと充実させたいし、このままじゃまずいのはわかっているけれど、今は将来のことを考える気力・エネルギーが残っていない」

 そんな本音を抱えながら、何とか日々の生活をやり過ごしているという方は少なくはないのが現実ではないだろうか。

 そんな、“ちょっとお疲れ気味”の現代のビジネスパーソンに提案したいのが、1日5分でできる“書く瞑想(ジャーナリング)”である。
 書く瞑想(ジャーナリング)とは、マインドフルネスの手法の一つで、設定された「問い」について、手で文章を書いていくというシンプルなものだ。ただ、そのシンプルさにも関わらず、
・免疫力の向上、睡眠の改善
・不安の減少、ストレス耐性の向上
・集中力の向上、パフォーマンスの向上
といったマインドフルネス瞑想同様の成果が報告されている。

 本書では、特に仕事に直結するマインドフルネスの効果でもある「セルフ・コンパッション(自他への共感、労りの心)の醸成」と「セルフ・アウェアネス(気づきの力)の向上」を軸にしながら、“書く瞑想”のコツ・解説を行なっていく。さらに、“書く瞑想”の具体的な「問い」としては、30代以上のビジネスパーソンが日々抱える悩み(キャリア、人生の方向性、人間関係)を解消するためのものを提供する。
 
「書く瞑想は、人生を変えるほどの大きな力をもたらす」と著者たちは話すが、そんなパワフルな「書く」「振り返る」という「書く瞑想」の習慣を、1日5分、8週間をとおして身につけることを目指していく。

感想・レビュー・書評

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  • 認識アウェアネス共感コンパッション

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著者プロフィール

ICU卒、ボストン大学MBAを取得後、P&G、LVMHなどでブランドマネジャーとして活躍後、グーグル本社で開発された研修プログラム「Search Inside Yourself (SIY)」の日本人初の認定講師としてSIYを導入し、展開する。
日本の企業、組織、リーダーに向け、マインドフルネスとコンパッションの概念を取り入れた企業コンサルティング、トレーニングも実施。
東京工業大学学外アドバイザー。瞑想アプリCALMインストラクター。IMTA国際認定瞑想指導者。
著書に『シリコンバレー式頭と心を整えるレッスン』(講談社)、『マインドフルネス・ノート』(日本能率協会出版)、監訳書に『Compassion(コンパッション)』 (ジョアン・ハリファックス著、英治出版)など多数。

「2023年 『自分を解き放つセルフ・コンパッション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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