- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784801919303
作品紹介・あらすじ
宮城で拝み屋をしている著者が遭遇した怪事件、日常の恐怖譚を綴った人気シリーズ第2弾。
感想・レビュー・書評
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読みやすくてサクサク
夜に読むと空気が悪くなって怖いので昼間しか読めない
オンリーワンがどことなく切なくて。
無限リセットと二連チャンのオチは笑えた。
常連はなんだか可哀想で、「やるんやったら、朝やろね」はやられるべきだとも思った。
往診が一番ゾクゾクした最高
ささやかな短編の後に、
表題作で締める中編がまた素晴らしい
郷内先生がクズと話してる時の口調がほんと好き
クオリティが高くて毎度読んでて楽しい
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拝み屋シリーズ。
ここで美琴さん出てくるのはなんだか懐かしくうれしい。角川と竹書房それぞれ出しているのは違うけど繋がっているなぁと。
首なし御殿はぞっとした。
一気に一日で読みましたが、幽霊や人の念を肌近くに感じるような本でした。 -
“がっがずーん・がっがっが”や“にょんにょんにょん“が怖いけど可愛い。“芋沢さん”が切ないけど可愛いし、拝み屋怪談の登場人物とも繋がり、今後の展開が楽しみでもあるストーリーでした。タイトルにもなっている『首なし御殿』では人の邪念は怖いなと。。
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意図が不明すぎる医者の話は怖かった。あとは普通。
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「パンでよろしくて?」が好き。丁寧な暮らししてる何か、生者にめちゃくちゃヤバい嫌がらせしてる。楽しそうに死んでる。いつかこうなりたい。
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タイトルのエピソードは程々に長くて程々に短く、程々に恐ろしく程々にサスペンスで良かった。
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「パンでよろしくて?」三部作の「診察」「忘れ去りたい」が特に怖かった話。
「誰が終わりと言いました?」で始まるこの一冊。それを踏まえて読み進めてゆくと、先にあげた話もより恐怖を増してきます。
いや、因果ってそういうものだとは思うけど、気休めでもその場で終わったことだと思いたい。
「常連」はバイト時代に読まなくてよかったなぁ、と心から思う。
これに限らず、コンビニバイトの人が経験した実話怪談は、当時の自分は読めなかっただろうなぁ。 -
短編集かと思ったら、いくつかの話は繋がっていた。
実体験なのかフィクションかはわからないが、オチがない話や、原因がはっきりしない話もあり、それがリアリティを生んでいる。
ペットが祟る話もあり面白い。
文字が大きく読みやすいが、ややボリューム不足な面があると思う。