99のなみだ: 涙がこころを癒す短篇小説集 (Linda BOOKS!)

制作 : リンダブックス編集部 
  • アース・スターエンターテイメント
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本棚登録 : 775
感想 : 79
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784803001266

感想・レビュー・書評

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  • 積読していたものをようやく消化。。
    泣けると前面に押し出しているせいか
    泣けなかった。
    短編集でさくっと読めたのは良かった。
    似た話が多くて印象には残っていない。
    他のシリーズは違うかもしれないとの期待を込め
    ★x3にしてみました。

  • 数年前の誕生日に頂いて、今になって読んでみたら
    自分の今の状況と重なる部分が多く、素直に泣けました。

  • 分かってるのに、不覚にも読んでて涙が出てきました。

  • 自分ではまず買わない本。
    人より借りました。このシリーズを数冊。

    で、1冊目。短編集、12話。
    1話1話はかなり短いので隙間時間に読めてしまう。

    やっぱり自分とリンクするところがある話はちょっとジーンとくる。でも、作者の”泣かせてやるぞ~”っていうのがすっごい伝わってくる(笑)
    中には、強引な展開に持っていって泣かせようとしているな~と感じるものもあり。好みではない話もいくつかある。

    何も考えずに素直なキレイな心で受け入れて読むべき本。

  • お父さんは、少し赤い目を細めて笑った。


    12編の短編小説。
    テーマは親子だったり、恋愛だったり、友情だったり。
    どうもあたしは親子ネタ、特に父と娘ネタに弱いらしい。
    どの行事にもビデオカメラを持って幸せそうにやってくるお父さんが、私自身の父と重なってじんときた。

  • DSのsoftが書籍化したもの。
    映画化決定にもなり大変反響があるとか。

    そんなことも知らず、目についたので読んでみました。

    涙がでそうになる感動短編集。
    しかも1話10分程度で読めます。
    バイトの最中や試験場の休憩で読んで、泣きそうになっては休みまた読みを繰り返しました。
    12話中でも女性が主役の4話に心が惹かれました。

    ①シングルマザー
    入院している息子の担当男性看護師の横でなく主人公
    …重い腰を上げ大木を見下ろしてようやく気付く。
     大木は慰めも励ましもなかったけれど、ベンチを立つこともしなかった。…
    他人からの優しさはちゃんと気づけていないのではないか。

    ②イジメにあって自殺をしようとする女子中学生
    …「13年前、紗矢さんのお母さんはあの病院の窓からこの町の空を見てた。
     夏から秋にかわりゆく空を見てた。
     おなかの赤ちゃんに危険があるからって3ヵ月も入院してたんだ。」
     「知らなかった。わたしにとってお母さんは、”いつも楽しそうな人”でしかなかった。」…
    私は長女だから、母さんは不安だった。
    今ではふくよかな母さんは40kg台だった。
    一度小学校に企画で、母から出産時の手紙をもらった。
    肉が食べれない偏食だった母が、食事に気をつかったこと。
    生まれてから、なんで私が泣くのがわからなくて義母さんに相談したこと。
    …たぷり遊んで泣いた後、いつもお父さんに肩車してもらって喜んでいたじゃない。…
    私も父さんに肩車してもらえるのが誇らしかった。
    そんな父さんも私の大学院入学式の日、キャンパス内で泣きそうになったとか。
    お預かりした二人の大事な娘を無事に育ててかえせましたと。
    最近、実家にいると気が重くなる。
    それはひとりよがりかもしれない。

    ④不倫が部下にばれ、仕事をやめたキャリアウーマン
    …「お母さんの口癖って『嘘つきは泥棒のはじまり』だったよね。」
     「教え子にはいつもそういってたけども。
     嘘をつくかつかねかより、一番大事なのは、正直な気持ちでいることだと思うよ。」…
    ありのままの自分をだすのは怖い。
    でも繕った自分では疲れてしまう。
    正直な自分をうけとめられるための、ほんの少しの勇気がほしい。

    ⑪育児に疲れて家でする若いお母さん
    …自由になったのに、なぜわたしは娘のことばかり考えているのだろう。…
    …娘の体温を感じた。
     あんなに嫌だったはずなのに、ほっとしている自分がいる。
     わかっていた。ここが私の居場所なのだ。
     だからわたしは戻ってきた。…
    私は自分で望んでここにいるはずだ。
    自由にやっていたつもりが、いつのまにか不自由に感じてしまっている。
    その居場所・人に甘えていたのかもしれない。
    感情の葛藤でまわりが見えなくなることがよくある。
    それでも受け止めてくれる人がいることに感謝したい。

  • 友達の奥さんに借りた本。
    あとくされなく、ただ泣きたいな~って人にはいいかも。泣けるお話が沢山入ってます。
    一つのお話がとても短いので読みやすくて、短時間しか時間が取れないような方には読みやすい量だと思います。
    ただ、泣かせる感が途中からチラチラ見え始めて、しらけてしまう部分も。
    読み終わった後に、余韻が残るような本が好きな方には、向かないかもしれません。

  • "屋上から" のお父さんみたいに、私も今日の空を撮りました。
    いつまでも、何度でも、思い出してみたいきょうの空でした・・

  • 入院中の私に友達が貸してくれた。
    題名の通り最初から最後まで泣きっぱなしだったけど、気分が落ち着いて穏やかな気持ちになれるようなお話が沢山。

  • 涙を誘う短編集。
    まんまとのっかり、大号泣でした。
    泣きたい時に泣ける本。

  • 2011/04/26読了

    短編なのでさくさく読めるというのがいいところ。
    ただ病気やら何やらで死にすぎじゃないかなあ
    死ねば感動しますっていうブームはとっくの昔に終わったはずだが。

    個人的に
    「お父さん」「桜色の涙」「おかえりなさい」が好きです。

  • 泣きました。
    久々に感動して泣いたなぁ…
    そいで、泣いてすっきりしました。
    良かったです。

  • 2011/2/21

    910||キ (3階文庫)

    ニンテンドーDSのゲームから生まれた、泣ける短編集。12話収録。
    悩みのある時、ストレスのある時などに涙を流すことによって、気分をリフレッシュしましょう。
    この本は、静かな場所で、一人で読んでみてください。
    「99のなみだ」シリーズは雨・空・風・花・月巻もあります。

  • 確かに涙を誘う話。
    「お父さん」「おかえりなさい」が特に涙腺にきた。

  • あまりに「いいお話」過ぎて途中でギブアップ。

  • 今、読んでいる最中なのですが・・・
    しょっぱなから涙が止まりません。

    続きが楽しみですww

  • 泣きたいと思って読みました。
    が…。
    明らかに狙ってる、つまりストーリー的なものが結構見受けられた。
    人の姿や命を、リアルかつ真摯に受け止められる本だと期待していたのですが…。
    一番初めのが、一番読みたかった感じデス。

  • 毎日のように、家族同士で殺しあったり、人を虐げて喜ぶメディアにウンザリしてました。この本の中の話は、おそらく、フィクションでしょう。しかし、家族のつながり、生きる意味、感謝、戦争のくだらなさ、愛すること、…

    多くのことを読んでいる内に感じている自分がいました。

    涙は出ないかもしれません。しかし、自分は、温かいお話の数々に心まで温かくなりました。これから寒くなる秋に、こころのホッカイロにどうぞ…。

    (長崎大学 学部生)

  • 短編集とはいいつつも短すぎる。最初から泣かせようというシチュエーションがあって、しかるべき終わり方をしてしまう。
    ドラえもんのようだ。
    でも、ドラえもんもアリと同様に、こういう本もありだとは思う。疲れた時に読むと安心できるわけだから。
    脳みそが有り余って、エネルギッシュな時に読むのは時間の無駄。

  • 家族系が多かったかな。
    個人的には「空」の方が好きかも。

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