東大家庭教師が教える 頭がよくなる読書法

著者 :
  • 中経出版
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感想 : 87
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806134329

感想・レビュー・書評

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  • 読み方のコツとして参考になるものがいくつかあった。
    たくさん本を読もうと思った。

  • まさに how to read の為の一冊。
    中盤は思いがけない発想で
    多角的な読み方が書かれており、非常に参考になります。
    1回で読み終わるのは勿体ないかもしれません。

    ただ、最後の to doリストは真似出来ないなぁ

  • 2011.11.12

  • ただ単に本をたくさん読むのが良い訳ではなく、良い本を見つけ出して、書かれている内容を実行に移すことの大切さが書かれている。TO DOリストの作り方まで解説されているのには驚き。思った以上。また、作者の性格、人柄が出ていて好感が持てた。

  • 「本を解体」「書き込み」「付箋」「賛成と反対」「入門書→専門書→用語集の順番で読む」などは、実践していたので読みませんでしたが、本の整理の仕方、「13の美徳」を選び、毎日実践し、チェックするなどの箇所は勉強になりました。

  • 著者は、「本は財産になるんだよ。お金を使うなら本を買いなさい」という母の影響から幼少時から様々な本と出会ってきた。父の本棚にあった本で出会い「東大理Ⅲに合格する」という目標を設定し、そのために「本当に頭が良くなる読書術」を模索し見事合格。東大入学時から家庭教師をはじめ過去に指導した生徒は1000人を超える。短期間で偏差値を上げる指導法に生徒及び保護者からの信頼は厚い。

    著作には本書とのシリーズ本である「東大家庭教師が教える頭がよくなる勉強法」「東大家庭教師が教える頭がよくなる記憶法」がある。

    著者は「頭が良い」=「現実対処能力が高い」と定義している。
    「現実対処能力が高い」=「自分のまわりや自分の心の中で起こる問題を的確に解決し、さらには自分の望みを着実に叶えていける力を持っている人と説明している。

    上記の「頭が良くなる」をキーワードに著者がこれまでの読書体験において本からとことん学ぼうと、読むための様々な工夫やそこから生まれた「読書のコツ」を以下の5項目に分けて説明している。
    ①頭が良くなる読書法を知る
    ②頭が良くなる本の選び方
    ③頭が良くなる本の読み方
    ④頭が良くなる本の活かし方
    ⑤頭が良くなる本の整理法

    上記の5項目も大きく
    ①選ぶ②読む③活かすの3つに大別される。

    どの項目からも著者のこれまでの苦労が読んでとれた。
    どこかで読んだことのある読書法でありながら、随所に光る著者のこだわりを感じた。

    本書も多くの読書法を紹介する本と同じく、最終的にはいろんな方法から自分の最適な読み方をカスタマイズしていくという点に落ち着くものの本書では、迷ったあげくたどり着いた著者のひとつの読書法を一から学ぶことができその読書法ができるまで等のプロセスを握むことができ楽しく読むことができた。

    多くの本があり、多くの読書法がある。
    ひとつの本からも読む人にとっては感じることも異なる。
    う~やっぱり読書は奥が深い。

  • ・目的を持って読む
    ・行動に移す

    (本の内容とはそれていってしまうが)
    「何のために」がわかっていれば、読書術・読み方を身につけなくても、遠からず成果に結びつくようにも思う。

    それでは、「目的をどうやって導き出すか」。その1つの方法は読書で、心を揺さぶられるような本に触れて、自分の価値観・考え方を醸成していくと思う。しかし、ここではいわゆる読書術は不要。自分の共感するままに読むものと思う。
    つまり、読書術関連の本は、
    「何のために」がわかっている人が、素早く多くの成果を上げるための手法であり、「何のため」がまだ導き出せていない人は、読書術を使っても”川の流れ”のまま、、、ということでスッと腹に落ちた。

  • 特に新しく得られるものは無かった。

  • えらぶ・よむ・いかす
    頭がよくなるとは、幸せになるということ。幸せになるため、つまり、悲しみや苦しみを減らし、楽しみや喜びを増す本を選ぶことからスタートする。

  • 本の選び方から捨て方まで説明している。
    本の読み方にはフォトリーディングに通じるところもあり、効率的で面白い。

    本の選び方はまず、自身の問題から、それが解決したらのぞみへ移行する。
    必須が7割で、残りの3割はベストセラーや将来に関係しそうなこと、気になるものなどを読む。また本は買うといい。書き込みができるから。本は目につくところに置。そうするとザイオンス効果で、繰り返し接触することで好感を得られる。

    読み方の手法は、つっこみをいれながら読む。著者と同一化することを防ぐため。パラパラ読む。無意識下で知識の層を作るため。ザッピング読書とは本をとばし読みすること。複数の本をぐるぐる回しながら読むので気楽。とばし読みする箇所は質問に対応するところと、要点のみ。わかるマーク・わからないマークを付ける。アンダーライン・マーカーなどで。わからない箇所はゆっくり読む。書き込み方の例としては、同意は○、深く同意は囲む。調べたいところは☆。アイデアや実行したいことは書きこむ。反対意見には?。印象に残ったことは線をつける。付箋はしおりにつけたりしおり替わりにする。しおりは横に張り、重要なところほど上に貼る。

    読み方の目的は、賛成・反対はマークをする。反対には論拠は代替案を示す。本は、入門書→専門書→用語集の順番で。入門書は2-3冊をざっと読む。専門書は1冊をじっくり読む。用語集は通読する。こまぎれ時間は、名著を読むのに適している。視野が広くなる。

    本の活かし方はtodoリストを使うといい。習慣化はフランクリンの13徳を利用して日々チェックするといい。

    本を捨てるときは今後も手に入れられるか考えて捨てる。

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著者プロフィール

東京大学医学部家庭教師研究会代表

「2014年 『小学校算数の「大事なところ」が読むだけで身につく本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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