オランジェット・ダイアリー

著者 :
  • 光村図書出版
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (148ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813805731

作品紹介・あらすじ

夢や進路に迷ったら、とりあえず読んじゃいな!!二年生になったあたりから、母さんは何度もきいてくる。夢は、やりたいことは? そのたびに微妙な気持ちになる。うるさいなあ、夢、夢、夢って。なんで、大人って中学生なら夢くらいあるだろうと思いたがるんだろ?――本文より愛媛県の宇和島市とアフリカのガーナを舞台に、ふたりの中学校3年生がガチでリアルな悩みでてんてこ舞い!ほろ苦くて、ときどきスイートな痛快・成長物語!■推薦の言葉ガーナ×日本×みかん×ダンス甘酸っぱい青春と異文化のアンサンブル!――漫画家・星野ルネ(カメルーン生まれ日本育ち)

感想・レビュー・書評

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  • 中学生女子の視点で日記含まれるので、昔思い出して時々痛々しくなる(笑) 将来の夢なんて持ってたかなぁ。とりあえず進学で、その後のことは具体的なことなんて何も無かった気がするし、とっくに迎えた将来である現在も、別に何者かになれてもいない。まぁ生きてるし日々それなりに楽しく過ごしてるし。樹々はミックスであるリクにも柔軟で、そのままを受け止めてくれる素敵な女の子だ。ラストの急な展開に父親同様にびっくりするけど、リクにとっては広い世界への扉だったのだろうな。チョコでオレンジピール入ってるの大好きです。

  • いい!すごくいい!
    フィクションの中くらいは、こんなふうに悪意のない世界に居たい
    読んでいる間も、みかんのいい香りが鼻の奥にただよってくるよ
    夢はいつからでも、何度でも見ていい

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著者プロフィール

作 黒川裕子(くろかわ・ゆうこ)
大阪府生まれ。京都外国語大学学士、エディンバラ大学修士。2017年に第58回講談社児童文学新人賞佳作入選、『奏のフォルテ』でデビュー。小学生向けから中高生向けまで、幅広いテーマの児童書を執筆している。おもな作品に『天を掃け』『となりのアブダラくん』『いちご×ロック』(すべて講談社)などがある。千葉県市川市在住。

「2021年 『#マイネーム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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