- Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822247058
作品紹介・あらすじ
何があっても料理は出す!ミシュラン三ツ星シェフたちのプロ魂。
感想・レビュー・書評
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アメリカを代表するシェフたちの、若き日の失敗談を集めたもの。
料理は段取りが勝負、しかし相手は「食材」と「お客」というナマモノだ。
いたるところに落とし穴が…
基本、どれも2Pぐらいと短いのですぐ読める。
最後のほうで従軍して調理していたコックの話が出てくるが、1960年代くらいの話なのか、徹夜で携帯食をつくる話がある。
調理とは体力なんだなぁ。。。
客に料理を出すために、何をどれだけ出すか、調理場を隈なく効率的に使うために熱い料理と冷たい料理をどう配分するか。
気の荒い手下と、飢えて狂暴になりがちな客をどう諌めるか…
などなど、調理場は火と刃物が飛び交う「戦場」だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
調理現場のトラブルをいかに切り抜けるか?
製造現場に比べると遅れてますね。 -
面白かった。
ただ、章末に作者であるシェフの写真と
代表する一品とかのってたらいいな〜。
意外と出てくる料理がシンプルだった。
そういうのを選んだのかな⁇
原題より邦題の方がイメージにあってたかも。 -
食べるのは大好きだけれど予算等の問題により詳しくなはない。のでわからないところもあったけれど面白かった。原語で読んだらもっと面白いだろう。
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図書館で。面白かった!
それにしても一流のシェフと言うものは機転が効かないといけないんだなあと言うことがよくわかります。シェフにとっては何千回、何万回と作っている料理でも食べる方は一生に一度食べる料理ということだってありえるのだから。気は抜けないし、失敗は許されない。でも失敗してしまった時の起死回生の策と言うものが一流シェフと凡人の差なのかなあとぼんやり思いました。
それにしても外食って恐ろしい。調理の裏側を見ると外食って恐ろしいですね…。そして以外に元俳優が料理人になっていることが多くて面白い。アルコール依存やドラッグユーザー…色々知りたくなかった外食産業の裏側だなあと思いました。特にケータリングは色々な意味でヤバイと言うことがよくわかりました… -
ともかく笑える
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芸能人やセレブが集まる一流レストランで起こった悲喜劇を、実在のシェフたちが赤裸々に語ったノンフィクション。食材が届かない、客が来ない、客が来過ぎた、無いものを注文された……。文字通り戦場と化した厨房で、シェフたちが危機一髪をどう切り抜けたのか。
どれも新聞の日曜版に載っているコラムのようなライトな飲み物。レストランと同じようなサービス業の裏側を描いた『ザ・ホテル-扉の向こうに隠された世界』に比べると、短いエピソードばかりなのでちょっと物足りなさを覚えるが、「恐怖のニューイヤー特別メニュー」の章だけは抱腹絶倒だった。まるでトニー・ケンリックのスラップスティック・コメディ『俺たちには今日がある』(残念ながら絶版)の一シーンのようだった。 -
アンソロジー。一度に読むと飽きる。
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「何があっても料理は出す!」と帯に書かれているとおり、
どんなハプニングが起きても、そこはプロ!
お客様の納得する料理を涼しい顔して(舞台裏は修羅場?!)提供するという。。。
各エピソードにつけられたタイトルも興味深いものばかりです。
40人のエピソード全てが面白い!というわけではないけれど、
やはり人がドタバタする姿を想像できるようなお話は、ちょっぴり笑ってしまいます。 -
表からはわからない、レストランの話がおもしろい。
一流の料理人たちといえど、それなりの修羅場はくぐっているということかな。
危機話や修羅場話だけではなく、ほーう!とうなってしまうような話まで、
一流レストランへの見方がちょっと変わりました。
料理で商売するレストランの舞台裏はとにかくハードなんだなぁ。
おもしろい!