働くオンナの処世術 (日経WOMAN選書)

著者 :
  • 日経BP
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822268084

感想・レビュー・書評

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  • 女性向きの仕事術の本として、学校生協で紹介されていた本。
    悪くない。
    同意できない部分もあるけど、参考になるものが多かった。
    前向きな自分でいることに疲れたら読むべき本。
    再読するかも。

    ○「幸せ」ではなく「機嫌よく」
     幸せ集めをすると、幸せ依存症になり、幸せでないときの辛さが増す。
    ○「同じ女として」と言わない
    ○「男って…」も禁句
     「女の敵は女」という言葉を思い出す…。
     特に、自分が経験したことに対して、「自分は大丈夫だったから、他の人も大丈夫」は通用しないよね。
    ○心に耳栓を
     「あなたのためだから」って、本当に相手のことを思っている時は言わないよね。
    ○心に雨戸を閉めてもいい
     自分の状態が良くないときには、よくも悪くも「説教」しそうな人のそばへは近寄らない。
    ○「こだわる」より「必要なことをやる」
     こだわりとは、「実はたいして大切じゃないことを、自分のためにやること」
    ○わかってもらおうとしない
    ○返事をしない
     嫌なメールに対して返信しなくてもいい。
    ○許さなくていい
     全ての経験にたいして感謝なんてしなくていい。
    ○許せない人への対処法
     話さない。ネガティブな感情を無駄に増幅しない。
    ○「愚行権」を使ってもいい
     人生の全てが有意義じゃなくてもいいよね。男性向けの仕事術とかだと、隙間時間を無駄に使うのは愚かなこととかって書いてあるけど、隙間時間にゆったりすることでひらめくものもある。
    ○上手な「愚行」のやり方
     あまりきっっちりした人だと周りから思われすぎると、むしろお互い損をする場面もある。
    ○「心を込める」より「技術」
    ○上手な謝り方
     「心」がなくても「謝る技術を使って謝る」ことの方が大事。
    ○「頼む」技術
     断られても心折れないように…。
    ○「断捨離」しなくてもいい
     快適ライフは、その人にあったものを。
    ○友達は人間関係のぜいたく品
     友達を作ること、友達と仲良くすることに固執しない。
    ○昭和がよかったわけではない

  • 職種に関わらず、日常の事務作業を欠かさず行う(苦手な場合はアウトソースする)ことが、処世術として大事
    全てのメールに返信しない→相手が本当に返信を求めている場合は催促メールが来る

    特に2番目は最近意識しており、1日に処理できるメールの数は限られているので、相手に応じて返信をスキップすることで業務効率化に繋げている。

  • ビジネス
    自己啓発

  • 処世術で生き抜く。かなり救われる。

  • 「正しいこと」ばかりを追い求めると、人を許せなくなってしまいます。
     むしろ、「自分は正しいことを言っている」と思ったら、危ないと思ったほうがいい。人にはいろいろな“正しくない”事情もあります。
    (P.125)

  • 津村記久子さんの『枕元の本棚』より。
    やっぱりこういう本を津村さんのように読むことは私にはできなかった、ということを実感できておもしろい。

    しかし、仕事で輝きたい!なんて大間違いで、必要なのは「お金を払ってくれる人に対して、それに見合うものを提供して役立つこと」なんだわよ、とか、心を込めるより技術を磨く方がよっぽど大事、とか、友達は贅沢品です、とか、幸せよりも機嫌よくあることの方がだいじ、とか、なかなかするどく、得心が行くのであった。

  • 一言で言えば、肩の力を抜いていきましょう、ってこと。色んな自己啓発本などを、読みすぎてつかれた人向け。

  • ちまたでよく言われる、できる女、理想の女性とされる模範的なライフスタイルを、この著者は別の角度から意見を述べている。一見理想とされる生き方(輝く、本当の自分、自分へのごほうび、ぶれない自分、断捨離、リア充)をそうじゃなくてもいいと言ってくれることで安心できる。無理しなくていい。頑張らなくてもいい。みんながYESときに、NOといってもいい。ただ少しネガティブすぎる内容もある。物事は表裏一体。良いこともあれば、逆にそれが悪くもとらわれる。いろんな見解があるが、その考え方を選んで、感じるのは最終的には自分自身。
    うまくコントロールして巧みに世渡りしていくことが大切。それが処施術。

  • 処世術って冷たそうな言葉。介護職にはそぐわないのではないか⁇
    と考えていましたが、すごく傲慢な思いだったことに気付きました。

    輝かなくていい
    上手にふてくされる
    上手に愚痴を言う
    幸せではなく機嫌よく
    心を込めるより技術
    友達は人間関係のぜいたく品
    昭和がよかったわけではない

    が(身につまされることがあり)印象的です。

  •  タイトル通りの作品w
     言っていることがいちいち地味でもっともである。
     そしていわゆる「格好いい」や「出来る人」には見えないけれど、きちんと長続きさせるための処世術であると思う。

    「請求書をきちんと発行する」にはしびれた。ですよね!

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著者プロフィール

深澤真紀:1967年生まれ。コラムニスト、タクト・プランニング代表取締役社長。「とくダネ!」にコメンテイターとしてレギュラー出演。「草食男子」で2009年流行語大賞トップテンを受賞。

「2013年 『ダメをみがく “女子”の呪いを解く方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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