600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス (角川SSC新書) (角川SSC新書 71)
- 角川SSコミュニケーションズ (2009年5月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
- / ISBN・EAN: 9784827550719
感想・レビュー・書評
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料理が楽しくなることをやる、というミッションが明確で、UX、ビジネスモデル、広告主、操作性、従業員を徹底的に分析して実現していると思った。メッセージがシンプルで面白かった!
これを読んでクックパッドを使ってみると、よりこだわりが分かる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
レシピサイトだけでここまで大きくなる。佐野さんの熱い想いに惹きこまれた。
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クックパッドは、料理レシピのコミュニティウェブサイトとして、1998年設立され、2014年11月時点で、月間ユーザー数5000万人。2015年4月時点で200万件のレシピが投稿されている。
この情報以前から、このサービスをプレミアム会員でなくても利用してみることがあるので、気になっていたので読みました。
ITサービスを志向して、立ち上げた、クックパッド。収益モデルのないまま、女性ユーザーが口コミで増えていく。徹底的なユーザー目線で便利に作り上げたサイトは、エンジニア出身の佐野社長が徹底したことで、ここまで成功したのは間違いありません。
結果として、広告による収益を得て、成長し、今では、プレミアム会員により支えられています。
一般の方が公開するレシピ情報を閲覧するだけでも、面白いのです。
料理を作る方と、食周辺の企業にとってのマーケティングデータを活かせる企業として、ますます成長していく姿が想像できます。
アイデアとこだわりこそが、企業やサービスを伸ばす秘訣なのだと感じました。 -
客観的な視点でクックパッド社の創業から成長の過程が見れてとても勉強になった。
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「強烈なきっかけ」
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ここでもやはり「技術は道具」が出てきましたね。
まあ、実際そうなのでしょうね。
苦戦はあるけれども、第一に信念こそあれ。 -
結構以前に出版されていたのだな。
この会社、他とは違った視点でネットビジネスで成功していると認識はしていたが、いろいろと秘密があること、それらは緻密に計算されていることがよく分かった。
テクノロジーカンパニーだったのか。
デザイナーとアーチストの違い、非常に納得出来た。 -
本当に人のためになる仕事がしたい、印象深かった
技術力の賜物だなあ
誰かも技術力がないと話にならないといっていた
私は技術がないので、それをどう企画にするか、売るか、等をする立場になるんだけどね -
007.35||Ue
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設計の細やかさで伸びたクックパッド。この本でその思想の片鱗に触れて、うなりました。 なかでも「説明が必要なサービスは、レベルが低い」の部分には、身の引き締まる気分になる言葉がたくさんありました。 ウェブサービスの勉強と思って読んだのだけど、別の方向でおもしろいことにたくさん気づくきっかけをもらいました。インターネットに関係ない仕事でも、「場」を運営する仕事をしている人には、ハッとすることがたくさん書かれています。