生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1 (富士見ファンタジア文庫 あ 3-1-1 碧陽学園生徒会議事録 1)
- KADOKAWA(富士見書房) (2008年1月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829132524
感想・レビュー・書評
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生徒会の面々がひたすら雑談するはなし。後半ちょっとシリアスになるけど、そのエピソードもあまり深刻になり過ぎずにさらっと流れる。回想シーンじゃなくて会話のみで説明されるからかな。
2008年の作品だけど「ひぐらしネタは古いよ」と言われてて、そうなのか、この時点でちょっと古めの扱いだったのか……と思ったしだい。
でも同じくらいの時期にアニメで盛り上がってたハルヒはバンバンネタにしてるので、2015年を生きる未来人としては解釈に悩む。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
投票のみで選ばれた生徒会役員。
そこに唯一存在する、ハーレムを目指す少年が主人公。
多分連続だろう短編集が7話。
付属するお話もついているので、ちょっと読みたいや
ハイテンションっぽいものが読みたい等の時は
非常にいいかもしれません。
普通に読んでいたら、2話程度で飽きてきました。
何も考えなくてすむ、という点ではよい本です。
生徒会長がおバカな発言をし、それ以外の役員が
それに付き合わされる事になる、という流れが
すべてに共通していきます。
もちろん(?)落ち的には主人公の少年。
一回だけいい目は見ていますが、大概放置プレイ?w
最初の方に出てきた『二股疑惑』が
最後の方で解明されます。
案外それは深刻なものでしたが…今までがあれなので
さらに深い感じが。
平地から落ちた、程度じゃなくて
山から平地に落ちてさらに…みたいな。
次は青春もの! らしいですが、このテンションで
青春するのでしょうか?
さすがに普通になるのでしょうか? -
ギャグ作品。
読むべき時期を逃してしまった感。
面白いところだけ。読み飛ばす。
起承転結もストーリーもない。
突然始まり突然終わる。
生徒会室で会話が多いので動きが乏しく退屈。
パロディは、元ネタ(オタク知識)は持ち合わせているので理解はできるがそこまで面白くは思わなかった。
後半のシリアス展開でハーレムハーレム言うのに一応説明がついたのでよし。
トランプゲームのところは楽しかったがやっぱりオチが微妙。 -
検閲。NG出しました。内容はよくあるハーレム。
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碧陽学園の生徒会副会長で、ハーレム思想の持ち主である残念なイケメン・杉崎鍵(すぎさき・けん)と、生徒会メンバーの美少女4人の日常を描いています。
ほぼ全編、ギャグで塗り固めている作品です。その潔さに脱帽です。 -
おおぅ
ノベルゲームやラノベにおけるいわゆる「日常パート」だけを抽出したような作品。同じようなことがあとがきにも書かれてるね。
個人的にはどうも入っていけないタイプのジャンルかな~、何が面白いのかわからないというか。あと取って付けたようなシリアス要素と主人公良い奴設定がとても微妙 -
主人公の言葉にときどきハッとしました、基本気を抜いてリラックスして読める作品ですが、一本強い芯を持ってる主人公が最高です。
電車で読むと笑ってしまいますね……笑 -
ハーレム生徒会楽しそう。
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「中途半端なメタフィクション」というのが率直な感想。ギャグの方向性や思考様式が個人的には合わなかった。主人公の科白の「内地」という言い方から舞台は北海道のようだが、現在の北海道民で道外を「内地」と呼ぶのは高齢者くらいなので、非常に不自然に感じた。
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最初は正直あまりおもしろくないと思った。評価は☆2つか1つかぐらいと思っていたが最後で少し感じ方が変わったかな。
ほとんど会話ばっかりな文章なのは最後にわかるのだけれど、ところどころに変なシリアス要素を入れてくるのが微妙。読む気が失せそうになることがしばしば・・良い事を杉崎は言っているんだけれど今読んでみるとあっ・・そう・・みたいに捉えてしまう自分にはあわないし、はなしの盛り上がりがどうも足りないかな。