- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784833422062
感想・レビュー・書評
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能力はせいぜい5倍。意識は100倍差がある。意識を磨け
意識改革は土作り・土台になる
上司が徹底してやる
2割の社員が賛同すれば、改革は成功する
スピードと徹底
・残業切符制 年間可能残業数を見える化する
・10%値下げしてくれたら15%多く発注。win-winで
・デフレ時代には売上高維持政策を・数量増じゃないとおいつかない
・間接部門は多能工化して、経費削減
・名前を覚える詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
赤字会社を1年で建て直すために永守社長が心がけている42の気持ち。
なかには時代に即していないというものや、働き方改革などとは逆光するような考え方もある。
会社を再建するには無駄をなくし、他社より効率的に働くことだということが書かれている。
こう書くと当たり前のように感じるが、経営界のイチローのような方に言われてしまったら納得せざるを得ない。
言うは易し、行うは難しですね。 -
基本的ながら実践の難しい心構えが、短いエピソードとともにわかりやすく描かれている。
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マンネリ 油断 驕り 妥協 怠慢 諦めが
会社をおかしくする
同じボートに乗る
花の咲かない冬の日は下へ下へと根を伸ばせ -
1番以外は皆ビリや!
能力5倍、意識100倍
・ダメな店の3条件(@某ガソリンスタンド)
–1.動かない
–2.考えない
–3.自分を不満に思わない
意識改革を徹底的に。カルチャーになるまで。
・意識改革の対象となる3要素
–1.価値観
–2.思考様式
–3.行動様式
・経営者による価値観の「擦り込み」
→永守社長は全休日返上でグループ社員研修。
→稲盛会長は幹部との1か月合宿。
自慢話が飛び交う会議にせよ。
→出る杭だけが評価される。
当たり前のことを当たり前にできるように。
→まず「当たり前」を書き出すことから。
時間で勝負しろ!
・時間は万人に平等。どう使うかで全てが決まる
→他者が1か月かかるところを1週間で、
他者が1週間かかるものは1日で完成する!
すぐやる、必ずやる、出来るまでやる! -
川勝さんは日産自動車での勤務を経て55歳で日本電産に入社、同社のカリスマ社長永守さんに仕え、指導、薫陶を受けながらM&Aで買収した子会社の再建に取り組まれた方です。
永守さんは日本電産の創業者であり、今でもトップとして牽引、強烈なリーダーシップを発揮し、大きく成長させている名経営者です。
本書は永守さんから毎日のように届くファクスによる指示、指導の中から42枚をセレクトして解説を加えています。
その一つ一つは組織を運営していく上で、とても大切な考え方、行動が書かれており、とても参考になりました。
難しいことが書いているわけではありません。どれも基本的な、その気になればできるようなことばかりです。
それを諦めず徹底して続ける。そのマインドが一番大切なんだと気付かされた本です。
先日紹介した「日本電産永守重信社長からのファクス42枚」の中に、「困難は解決策を連れてやってくる」というのがありました。
困難がやってきて「嫌だ、嫌だ」と逃げると、困難は離れていく。でも離れていく困難の後ろ姿には解決策があり、困難から逃げると解決策も一緒に逃げてしまう、という内容です。
これはつまり、困難から逃げてばかりいては、何も解決しない。困難に勇気を出して向き合えば、自ずと解決の道筋が見えてくるということだと私は解釈しました。
グリム童話の「小人の靴屋」のように、知らぬ間に小人が仕事をしていてくれるようなことは現実の世界では絶対にありません。
そりゃ私も困難から逃げ出したいときはありますよ。でも逃げていては何も解決しません。困難に向き合うことで、解決策が見つかる、それを信じて進むだけです。
面白かった、実に。自分自身の足りないところをズバリ指摘された感覚。
仕事に大いに役立つと思った。 -
読むだけで仕事に向き合う姿勢が変わりますね。背筋が伸びて、気合い入りました!