ぼくだったら、そこは、うなずかない。

著者 :
  • プレジデント社
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本棚登録 : 93
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833441223

作品紹介・あらすじ

『イヤな客には売るな』『営業マンは断ることを覚えなさい』など型破りな発想でビジネスの常識をくつがえしてきた経営コンサルタントが、悩めるうなずき人間に贈る、考えて生きていくためのヒント。

感想・レビュー・書評

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  • 波風、摩擦は私がここにいる証。

  • ぼくだったら、そこは、うなずかない。
    2013/11/14 著:石原明

    とにかくになんでもかんでも他人の考えや意見をそのまま受け入れ、ついうなずいてしまう。戦後日本の教育システムは、このような体制に都合の良い従順なうなずき人間をたくさん生み出してきた。

    うなずくにしても、自分がなっとくしたうえでうなずかいといけない。それに、物事は方面を見るときと、踏み込んでじっくり見たときとでは違うことが多い。立ち止まって本当にそうなのかと確かめる必要がある。物事をほんの少し違った角度から眺めるだけで、社会や世界が新しく見えてくるし、働き方や生き方だってガラリと変わる。

    本書の構成は以下の5章から成る。
    ①人間関係、めんどくさいよ~。
    ②変化について行けませ~ん。
    ③モノが売れないんだよ~。
    ④いまの自分、なんか違うんです。
    ⑤生きていくのって大変だよ~。

    見方によればアマノジャク。
    視点を変えれば天才。
    事実は一つであるも捉え方等が変われば大きく変わる。
    正解はない。それを教えてくれている著者。

    しかし、時には素直にまず受け入れることも大切。守破離ではないが、基本があってこそ初めて違った視点が活きてくることもある。そういう視点もある。それも正解。これも正解と幅広く許容できる心構えを持ちながら本書を読み進めないと違った方向に物事を考えてしまうので注意が必要である。そこも本の良いところでもあり恐いところでもある。

  • 仕事ができる人はだいたい精確もいい。
    セルフプロデユースができているから。性格は生まれてもったものではなく、他人に自分をどう見せるかの行動特性。それを無自覚にやるか、意識的にやるかが重要。

  • 一目惚れして購入。

    一つ一つ項目を読むごとに、ほぅ!という切り口に出会える。
    ちょいと皮肉な支店だけど、決してイヤミな感じでなく、
    ちょいとクスリとさせられる感覚。

    ただただ読むだけでなく、
    こうした視点を身につけ、実際に行動したいと感じる一冊。

    いわゆる、フツーの感覚の人にオススメ(*・ω・)ノ

  • 参考になる部分もありました、確かに有った。
    が、なぁんかしっくりこなかった。立ち読みした時は、そうでもなかったのに。。

    上から目線というか ・・・斜に構えてるというか。。
    そう思えてしまうのは、僕が平凡で未熟だからなのかなぁ。。指摘されてる通りなんです(笑)

  • 簡単にうなづいてしまい納得してしまう人間は、私も含めて、いっぱいいるだろう。切り口を変えて、気づきを与えてくれるコンサルタントの著者です。目標が見つからなくても、いいね!と肩の力を取ってくれます。
    現実に息詰まっている方には、是非、リラックスしながら読んで欲しい一冊です。

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