エルマーのぼうけん (世界傑作童話シリーズ)

制作 : 子どもの本研究会 
  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834000139

感想・レビュー・書評

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  •  多分、私はこれを読んだのが初めてです。教科書か何かでちょっとだけ出てたことはあると思いますが、1冊丸ごとは、なぜか読む機会がありませんでした。

     いわゆる冒険モノとしては、最近の作品に比べると大人しい感じがしなくもありません。ただ、そう思ってしまうのは、私が現代に毒されている証拠かも知れません。

     冒険に出発するとき、「かあさんが、ねこにあんまりしつれいなことをしたので、エルマーは、うちから、しばらくにげだすことなんかへっちゃらなきがしたのです。」とあります。何とも、躾の行き届いた子どもではありませんか(笑)。

     いのししの言い間違いも素朴でいいですね。
    「やたしも、わだや。」→「おっと、まちがい。わたしも、やだわ。」
     原文がどうなっているのかわかりませんが、この程度のギャグでも、子どもは笑うんだなあと改めて感動しました。それに比べると、近頃のお笑いはどぎつすぎます。

     最後に、十七匹のワニが動き出してしまうところ。イラストもありますが、目の前に壮大な場面が浮かんできました。こういうところが実にうまいですね。

     エルマーが最初にリュックサックにつめたもの。当然、としとったのらねこにアドバイスされた、冒険に役立ちそうなグッズたち。これが、どんなふうに使われて、いかに動物たちから逃れていくか、それを考えながら読むと、面白いです。

     何気なく読んでいると、最初に何を持っていたか忘れてしまうので、紙にでも書いておくといいですよ。

  • シリーズ3作「ぼうけん」「りゅう」「16ぴきのりゅう」読了。
    実は、子供の頃はまったく読書に興味がなかったので、読んだのは初めて。
    冒険が大好きな子供たちにとって、いい出合いの本になることは間違いないと思う。1ページの文字の量なんかも、ちょうどよい。「小さい子供が、これを1人で読み切れたら、どんな本も1人で読めるようになる」って聞いたことがあったけど、僕もそう感じた。

  • ・これはエルマーという少年が竜を助けに行く冒険物語です。途中で会う動物たちに驚くようなことをさせ先に進んでいくところが面白いです。

  • 子供の頃、もう何度読んだかわからないぐらい好きだった。

  • 昔、幼稚園で取り合いになった人気本。

  • 昔からある名作本
    地図もついてるし難題をクリアしていく感じが本当に面白

    今回はダイジェスト版を読んでいただいたので
    さらにチムになれたかも(^^)

  • ワクワクすることがつまってます。大人になって読んでもすごく楽しかったです。
    エルマーが知恵を働かせていく様子がよかったです。
    続編も読みたくなりました。

  • おなじみエルマーのぼうけん。

  • ペロペロキャンディ、歯ブラシ、くし、リボン、チューインガム、虫メガネ。

    なんでこんなものが探検に必要なの?
    という謎が次々解けてゆくこ気味良さ。
    エルマーの機転と同様に感動する。笑

    なぞなぞの好きな女の子を読んだ時に似ているな。
    涼しい顔でさらりと機転を利かせる主人公に感じる、爽やかな爽快感。

  • 読み聞かせのボランティアで、小学校一年生に紹介するために読みました。
    とても有名な児童書ですが、これまで読んだことがなかったのです。
    三部作の一作目なので、これから新たな冒険の幕開け、と言う次作を期待させる終わり方になっています。
    けれどこれ一冊だけでも、楽しめると思いました。

    子供の頃に読んでいたら、夢中になっていたかもしれないと思いながら読みました。

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著者プロフィール

ルース・スタイルス・ガネット

「1988年 『エルマーのぼうけんセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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