- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834001532
感想・レビュー・書評
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こういうことってあったなぁと子どもの頃を思い出しました。
絵がとても可愛い。
3歳9ヶ月詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
所有分は1980年5月31日発行第25刷。
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創造主のつくりかた。
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マリー・ホール・エッツは、アメリカの童話作家。子供のための福祉活動をしていたが、医療事故により大病に見舞われ、病気がきっかけとなりこどものために絵本を書き始めたのだという。最初の結婚では夫を戦死で失い、次の結婚では夫が癌となり10年近く闘病生活を余儀なくされたという。物語を手にする時、その向こう側にある心境風景にどれくらい気づくことができるのか。それを知ることも、読書の深みの一つかもしれない。
主人公の出会う動物たちに注目。私たちは普段、どれくらいの動物と出会えているのだろう。アメリカ(ウィスコンシン)と日本では、日常に出会ういきものにそんなに違いはないようだ。それから、いきものに接した時のリアクションにも、違いがあるとは思えない。そして私たちは「大人として」"The Giving Tree"の少年により表現される変化を「分かってしまう」。その「分かる」の感覚は、こどもの感じるものとどれくらい同じでどれくらい違いがあるのだろうか。国境や世代を超えた出会いが、新たな気付きを与えてくれそうな気がする。出会ったことに無関心でいることの方が、関心を持つことよりもより難しいことなのではないか。私たちは知らないうちに透明なベールで感受性を「保護」しすぎているような気がする。情報の波。考えること。選択すること。そんなことを意識せずに暮らしているこどもの方が真実を鋭く見据える眼差しを持っているのは何故なのだろう。その答えは、気付いたとしてもあまり言葉にしない方がよいような気がする。議論することは時として無意味の創造を促すものでもあり得るのだから。 -
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わたしとあそんで。
野原で少女は思います。
そして静かに、静かに。
心あたたまるやさしい絵本です。
マリー・ホール・エッツも愛される作家です。 -
引き寄せの法則についての本。自分が楽しければ、世界は楽しくなるんだよ。
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あそびとはどういうことなのか、ともだちとはなんなのか、たのしいとはどういうことかを
自然主義の観点からやさしく描いた名作。 -
上の子を妊娠中、手に取る絵本は淡い色彩のものばかりでした。
が、なんだかこの絵は寂しそうで、手には取ったけど買わずにいました。
でも、子どもと暮らすようになって、こういう時ってあるよなって実感し
また、この本全体に流れる、優しい目線に気が付いて手元に置くことにしました。
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(2008-04-26)