- Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834003345
感想・レビュー・書評
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ある雪の日、窓の外を眺めていたマルチンは、家の庭に1本の小さなりんごの木が立っているのを見つける。
冬を越え、春を迎え、夏が過ぎ、実りの秋がやって来る。りんごの木は新芽を育て、花を咲かせ、緑の葉を繁らせ、実をつける。
マルチンは、自分にできるお世話をしながら木の変化を見守り、ようやく赤くなったりんごを手にして大喜びする。
幼い子供が毎日見ている小さな世界が、実はとても
豊かで、変化と波乱と喜びで溢れているのだなぁ、とわかる絵本。
マルチンの家の広いお庭の、四季の変化がとても楽しそう。明るく調和のとれた世界観の優しい絵本。
我が家の庭はとっても狭いけど(そして手入れも行き届いていないけど…)、子供たちと一緒に何か育ててみたくなる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
左ページが文章で右ページが絵。
黒い枠に囲われてて絵本としてもかわいい。
内容は、男の子がりんごの木を育てて秋に収穫する話。
あっさりしているけれど、小さいことに喜びを感じられるのはいいこと。 -
サイズが小さいので、子どもでも持ちやすそう。温もりのある色づかいが優しかった。
りんごのきだけでなく、ゆきだるまやくも、たいようにまで顔があってアニメのよう。水が足りなくて元気がないりんごのようすなど、表情がある分、感情がとても伝わりやすく親近感がわいた。マルチンとりんごのきの成長を中心とした、季節の移り変わりが明確で、とても丁寧に描かれていて美しかった。
<幼児から小学校初級向け>
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この色味はチェコっぽいなーと思ってたら、やっぱりチェコでした。
すんごーーーーく可愛らしい絵柄に物語でした。
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児童青少年の読書資料 90
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「児童青少年の読書資料一覧」(中多泰子ほか 『改訂 児童サービス論』樹村房)の「幼児か ら小学校初級むき」で紹介されていたので、図書館で借りた
庭のりんごの実がなるまでの、とある一家のおはなし
はじめから、子どもや動物が、雪を砂糖や牛乳と思うのが、まずかわいい
りんごの実がなるのには時間がかかるので、季節ごとの庭・りんごのき・家族の生活の一コマが切り取られていて、眺めていると穏やかな気分になる
りんごのを描く角度(鼻がどちらに向いているか)により、庭の様子が異なるなど、工夫がされている
とにかく絵がかわいい -
こどもの頃、気に入って、トレーシングペーパーを重ねて色鉛筆で絵をうつしたのを覚えています。
うちにはなかったので借りた絵本のはずですが、細部が私の奥深くに刻み込みこまれている、、。「手を動かす」ということについて教えられます。
人生半ばにしてようやく手に入れる絵本というのもいいかもしれません。 -
チビ1号
マルチンと一緒になって、りんごの木が育ち、実がなるのを楽しんでいました。自分も「カボチャのタネをもってるから」と。「春になるのを待っているの!!」と張り切っていました。
2010/09/16
チビ2号、幼稚園にて。
マルチンがだいじに、りんごをそだてたので、りんごがぶじにそだちました。よかったです。 -
りんごの成長が一緒に楽しみになる絵本でした。
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図書館本。次女に借りてきた本を長女がもれなく読むシリーズ。冬休み、足繁く図書館へ。りんごの木の一年、季節がめぐります。
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読了