ペレのあたらしいふく (世界傑作絵本シリーズ)

  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (16ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834004625

感想・レビュー・書評

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  • 【読み語り5分。4歳から】
    ◆松居直『絵本の森へ』探訪2冊目/24。
    ◆自分の羊の毛を刈り取って、ペレは自分の新しい服を作ります。できないことは、大人に頼んで、かわりにペレのできる仕事を引き受けて。素敵な絵本でした。大判で、クラッシックなやわらかい色調の美しい絵♪丁寧に活き活きと写された手仕事と人々の表情♪日曜日、新しいぴったりの服を着て羊にお礼を言うペレはとても誇らしそう。そして羊も誇らしそう♡ 晴れやかな気持ちでこれから教会に行くのでしょう。
    ◆松居氏は「身内でない他人にものを頼むとき、帽子をちゃんととって話しているのは印象的」と指摘しています。ほんとだ! なんて日常が丁寧に描かれた絵本でしょうか。
    ◆次男が小さいとき大好きだった、ペチシカ『もぐらとずぼん』を思い出しました。こちらは動物たちの力を借りて、「あま」という植物からリネンのズボン(ペレと同じ青い色♪)を作ります。
    ◆類書絵本に『アンナの赤いオーバー』が。こちらは戦時中、物々交換で羊毛を赤いオーバーに仕立て上げます。

  • ベスコフの絵本はぜんぶ家にあります。ペレという男の子が、いろいろなお手伝いをして新しい服を手に入れるお話です。羊毛から服が出来るまでの過程も分かりますがあまり小さい子だと難しいかな?

  • 29年度  1-4 2-1
    28年度(2-2)(5-1)
    24年度(3-1)(3-2)(4-3)
    6分

  • 自分の羊の毛を刈って、自分できることは自分で、できないことは、近所のおじさんやおばさんにお願いして、代わりにそのおじさんやおばさんのお手伝い。
    そうして、やっと新しい服を手に入れるペレくん。
    たくましい!!!

  • ペレの知恵と忍耐と行動力を、まわりの大人が甘やかさずとも優しく支え、服が出来あがっていく過程が本当に微笑ましい。子供達も夢中になって聞いていました。
    大好きな『もぐらとずぼん』と重なります。

  • ペレの成長と、羊の毛が服になるまでの物語。衣服の材料や製作工程、労働の交換、貨幣経済の原点が学べる教材としてもおススメです。

    大分大学 教育福祉科学部 (分野 被服学)
    教員 都甲 由紀子

  • 静かな気持ちになれる絵本。
    男の子、ペレがあたらしいふくを作りたくて、自分のこひつじの毛を刈るところからはじめる。何かを得るために、対価として労働することが、無理なく納得できるお話。
    あたらしいふくを着たペレがこひつじのところに戻る場面がいい。

  • 図書館にもあります。

  • 伊藤忠記念財団 子どもの本100冊<小学校低学年向けセット>

  • 5分

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著者プロフィール

1874~1953年。スウェーデン生まれの児童文学作家・絵本作家。6人の子どもを育てながら、数多くの物語・絵本を残した。その作品は、北欧だけでなく、世界中で、何世代にもわたって愛されている。主な作品に『もりのこびとたち』『ペレのあたらしいふく』(福音館書店)、『どんぐりぼうやのぼうけん』(童話館出版)、『おひさまのたまご』『しりたがりやのちいさな魚のお話』(徳間書店)などがある。

「2021年 『ロサリンドとこじか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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