- Amazon.co.jp ・本 (56ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834008265
感想・レビュー・書評
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小学5年生の男の子二人が、地図と磁石をたよりに歩いて灯台を目指すおはなし。
クラスメイトを見返すために始めた地図旅行は、何度も道を間違えたりして読者をハラハラとさせる。
少年二人が歩いた架空の土地は実際の町(今は合併して市になっている)がモデルとなっており、私も何度かドライブしたことがある。絵を描いた西村さんはこの本のために何度も足を運んだそうだ。読み聞かせ向きではないが、ストーリーが良く読後感が満足の絵本である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
かがくの本
漫画のようなところもあり、じっくり読む本 -
小学校5年生の僕がクラスメイトと地図を頼りに目的地(灯台)を目指す旅のお話。
クラスメイトとの会話(旅の発端になるクラスでの言い合い)、僕と相棒の会話がとても自然で楽しく自分もその旅に参加しているような気分になる。西村繁男さんの絵も、ただの絵ではなくてその地域の暮らしや風景まで細かく描かれていて見ているだけでも楽しく面白い。それでいて自然と地図の読み方までふむふむと学べてしまうのだ。
子供でも大人でも何回も楽しめる本ではないだろうか。 -
幼稚園の頃、図書館で父が借りてきてそのままハマってしまった本。
大好きすぎて何度も借りた挙句、最終的に買ってもらいました。
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舞台のモデルとなっているのは山口県吉敷郡秋穂町(現・山口市秋穂)。
地元ということでこの舞台となった場所を実際に回ったりもしました。
現在では道路も整備されて山は切り開かれ、この本に描かれた風景はほとんど薄れてしまっていますが(逆に言えば、当時はこの本に描かれた風景ほぼそのままだったのです!)、その二十数年の変化を見るのもまた楽しみかもしれません。 -
図書館で「ズッコケ三人組研究」(うろ覚え)の本を見掛けて立読みしていたところ、那須先生のこの本が紹介されていて、そのまま図書館で探して読了。
地図好きにはたまらない良著!!
架空の土地らしいが、ものすごくリアルで引き込まれた。
手元に置いて何度も読みたいので、購入します! -
京都に住んでいた時 ポンポン山の地図を書店で見つけ なぜか行きたくなり 次の休みの時に地図を見ながら出かけました。それがわたしの地図旅行でした。この絵本は(場所は違うのですが)その時のどきどきワクワクを思い出させてくれます。
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幼稚園の図書室で出会ってから、小中高(高校にあったのは謎)でひたすら借り続けた本。地図を見て歩く習慣のきっかけになったのではないか。近所だっていいじゃないか、この道あってる?の迷いと共に周りの風景が思い出に残るのです。すごい長閑なウォーリー風の絵探しも楽しかった。
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ちずを片手に知らない土地をあるく。いやいやそんなのむり!と思うかも知れないけれど、いつかその時がきたら一歩をふみだすんだ。迷ってもいいし、こわいこともあるかもしれない。けれど、行きたい場所にいける自由をすてないでね。(ちいさな帆)
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おとなもワクワクの気持ちになれます。子どものうちから地図って…と、こんな体験をして欲しいと思える本ですね。
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地図と磁石があれば、どこにいっても迷わないってほんとかな?ぼくたちは、地図をたよりに岬の灯台までいってみることにした。1メートルは、この地図では0.04ミリだ。
(『キラキラ子どもブックガイド』玉川大学出版部より)
「地図の読み方、使い方が分かる!
小学5年生の2人の男の子が、地図を頼りに、電車に乗って駅から10キロ以上先の岬の灯台まで出かけます。無事に到着することはできるのでしょうか? 地図の縮尺による距離の計算方法や、いろんな地図記号など、地図の読み方、使い方を解説します。細かに街の状況が書き込まれた見開きの絵の一部には、同じ場所の地図も描かれ、2人がどこを歩いているのかよく分かります。地図を持って実際の道を歩く、臨場感にあふれたお話です。
自分で読むなら 小学中学年から」 -
図書館本。地図と方位磁石を頼りに、見知らぬ土地の灯台を目指します。地図を読んで、方位磁石で確認して。パパが小さい頃に読んだ本、と言ってパパが選書してきました。