- Amazon.co.jp ・本 (56ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834008265
感想・レビュー・書評
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どこかで見たことのある絵、そして、文体だと思ったら『絵で読む 広島の原爆』のコンビ(那須正幹×西村繁男)だ!数年前、某メディアに書評を書かせてもらった絵本でした。
本作の絵と設定はマニアックです。私が最近好んで使う「科学絵本」です。なにせテーマが「地図」です。グーグルマップとかの地図ではなく、測量された地図帳の地図です。
加えて、この本を名作にしているのは、絵は当然のことながら、ストーリーです。手に少し汗を握り、心が温かくなるお話しです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(福音館のかがくのほん)
那須 正幹 ぶん
西村 繁男 え
福音館書店 (1989/1/1)
『地図のよめない女』代表のおばちゃんはこんな地図でも頭が痛くなります
でも西村 繁男さんの丁寧な絵と見比べてつい歩いていきます
二人の少年と一緒に
20年くらい前の町の人々の日常と隅々まで描かれた風景が 読み手を飽きさせません
少年のミニ冒険はいつの時代もわくわくですね
(今はさせてもらえないでしょうか)
≪ 地図を手に ぐるぐるまわって 疲れ果て ≫ -
こういう冒険って、いいなぁと思う。
やっぱり旅行は地図を見ながら、ときには迷って、予定外の出来事があったほうが楽しい。
ナビがあれば安心だけれど、最短距離はもったいない。
だいたい、地図がよめない人って・・・・・・し。 -
こういう芸の細かい絵本ていいよね。
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こういう細かい絵の絵本たまりません。
うまいんだかそうじゃないんだかわからない所がまたイケてる。
シンちゃんと、タモちゃん(名前は間違いなくイケてない)が、地図を見ながら
冒険をします。
地図記号の勉強にもなっちゃいます。
最後のページでは、絵探しのおまけがついているんだけど
あたしはそれが一番好きだったりする。
ウォーリーとは違った、シュールな「探せ!」
が楽しめます。
しかもふたりの会話がリアルで楽しいの!
字が沢山で、ちょっと長いから
絵を楽しみながらゆっくりを読んでね。
なんだかほのぼのしちゃって
やっぱりいいわぁ。