われた たまご フィリピン民話 (こどものとも世界昔ばなしの旅)

著者 :
  • 福音館書店
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834014563

感想・レビュー・書評

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  • オチがよくわからない

  • みふうずらの夫婦のたまごが割れていました。
    その原因を尋ねて、また尋ねていくというお話。
    最後に決定打があるのかと思いましたが、あっさりとしたオチでした。
    でも、昔話というものは、こういうものなのかも知れませんね。

  • 繰り返しの話しは、よくあるわね

  • 繰り返しにひきこまれてしまう。しかも絵もすこしデザイン性があって好き。最後のオチ?も面白い。安心するというか、昔話らしい昔話。

  • 初心者向けよみきかせ講座で知り、図書館で借りた。

    「みふうずらの とうさんと かあさんが ちょっと でかけた あいだに、すのなかに たいせつに しまってあった たまごが、ぜんぶ われていました。」
    みふうずらの夫婦は、たまごが割れてしまったわけを追及する。

    繰り返しがあり、繰り返しを思い出させるヒントもあって、確かに楽しめそう。
    たまごが割れてしまったというのは、よく考えるととても残酷で、ちょっとしたミステリー要素もある。
    結局夫婦のせいだった、という因果応報的なおはなしかと思ったら、違った。
    ものごとの結果は、すぐ見てわかるものだけが原因なのではない。
    実は色々な要素が重なって、そうなったのだ。
    それは、現実の世界にもよくあること。
    私たちは、良い意味でも悪い意味でも、どうしようもなくつながっている。

  • 「めぐりめぐって最後は自分たちが原因」…みたいな話かと思ったけど、違った。

  • 気の毒で仕方がない。

  • たまごを割られたうずらの夫婦がそのおおもとの原因をさぐります。

    どんどん増えていく言い回しが楽しいです。

    とはいえ、ラストのあっさりとした感じにあれって印象を受けました。

  • どうしてたまごがわれたのかを巡っての
    押し問答?
    色々な動物が出てくるけど、
    一体何を言わんとする話なのかわかりませんでした(^^;)

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著者プロフィール

小野かおる 東京に生まれる。東京芸術大学卒業。東京造形大学名誉教授。新制作協会会員。絵本に「ねずみのおよめさん」「るー きったん」(「こどものとも年中向き」2013年8月号)、挿絵の仕事に「ゆびぬき小路の秘密」(以上福音館書店刊)などがある。

「2018年 『やねはぼくらのひるねするばしょ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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