- Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834017953
作品紹介・あらすじ
「あさ いもほり うでまくり えんやらやっと おおきなおいも」 「なんとまあ にんじん ぬいたら ねっこのひげが のびほうだい」…… こんなふうに、「あいうえお」から「ん」まで、50音を文頭においた楽しい言葉遊びの絵本ができました。リズミカルで、選び抜かれた言葉と、ぐりとぐらをはじめ、おなじみの森の動物たちが登場する、文句なしに楽しく愛らしい絵でお届けする「あいうえお」の絵本の決定版です。
感想・レビュー・書評
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山脇百合子さんの訃報を聞いて、なつかしい絵本をあれこれ出してきて読み返している。
この小さい本は、娘たちが幼い頃のおでかけのおともだった。楽しく調子のよい言葉とかわいい挿絵。この絵本やぐりとぐらかるた(それもまた娘たちは諳んじるほど遊んだ)で文字を覚えたといっていい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ポケットタイプの絵本で持ち歩きに良さそう。
ぐりとぐらのお話ではないが、
ただ単語が並んでいるだけではなく、
リズム感のある文で文頭があいうえお...となっている。
1歳頃から楽しめるみたい。 -
3歳2ヶ月
ぐりとぐらが可愛く、ひらがなにブームなので借りましてが、お話ではなく、あいうえお、も分かりにくいのか、食いつきは今ひとつでした。 -
0才7ヶ月。近所の書店で購入。
何度も読むうちにわたしの方が覚えてしまい、よく散歩しながら暗唱したり、『「まめ、みどりまめ、むっつめが出て もやしになった」のもやしだね?』とか言ってもやしをみせたり。本人はわかってるのかは疑問ですが、ロバさんのページのりんどうをよくわたしの真似して指で指してました。
イノシシのページも好きだったな。
とにかく動物の服装もかわいくて、だいすきな絵本です。
1才7ヶ月。いまは、最後のん?を一緒に言えます。 -
「ぐりとぐら」が主役の絵本ですが、「お話の本」ではありません。サイズも13cm×13cmと小さくて正方形(「じゃあじゃあびりびり」が14cm×14cmだそうで、それより一回り小さ目)。
ちなみに、同じサイズの「ぐりとぐら」が出てくる絵本は、この「あいうえお」の他に、ぐりとぐらの「1・2・3」、同「おまじない」、同「しりとりうた」と「なぞなぞえほん 1のまき」、同「2のまき」、同「3のまき」があり、これに加えて大きなサイズ(27cm×31cm)のぐりとぐらの「1ねんかん」と同「うたうた12つき」の2冊を合わせると合計で9冊の「お話」ではない絵本が出ていることになります。
人気の出たキャラクターを使って作った、本筋とは関係の薄い外伝とかドラマCDって、サブカルチャー的には「ファンアイテム」なんて言ったりします。
もともと完璧主義の気があり、シリーズで買い揃えるのが好きなのでお話の本のほうはすべて揃えたのですが、さすがにこちらのファンアイテムまでは手が回りません。特に絵本は厳しいです。収納的な意味で。
そんな立ち位置の絵本なのですが、でも、売るほうもよく考えています。「あいうえお」とか「1・2・3」とかは、親にしてみれば小さな子供に無理せず覚えさせたいひらがなやら数字やらを、持ち歩けるくらい小さいサイズにまとめておけば、子供が「ぐりとぐら」好きだから、もしかして熱心に読んでくれてひらがなや数字を覚えてくれるといいなあ…という親心にアピールすることに余念がありませんw。
だんだん話がずれていきますが…ひらがなを幼児に教えることについては、この売り込みの圧がすごいです。
どうせ小学校に入ったら最初にちゃんと習うはずなのに、書店の幼児書コーナーやおもちゃ売り場にも「あいうえお」を冠する商品が専用のコーナーに並び、ネットにはひらがなの教え方を一流大学に子供を入れた親や、幼児教育に数十年従事した先生が語った記事が溢れています。
うちは何となく始めた、しまじろうの「こどもちゃれんじ」にお任せして、半ば放置している状態でしたが、そのうちに拾い読みをするようになりました。車の窓から見かけた看板を「お・は・ぎ」と読み上げたのがあー、ひらがな読めてるんだなあと確認した最初で、確か年少さんの秋。しまじろうさまさまです。
そんな感じで、特にこの本でひらがなを教えようと思っていたわけではないのに、買ってしまったのは、よく読むエッセイにこの本のことが出てきたから。『子供が小さい頃は何度も一緒にこれを読んだ、「なんとまあにんじんぬいたらねっこのひげがのびほうだい』は今でも忘れない」って一節に、子供とそんな思い出が共有できる本があるといいなあ…と憧れて、買ってきました。
で、買ってはきたものの子供本人の食いつきは悪く、ほぼ見向きもされませんでした。どうやら「お話が面白い」本でないとどうにも受けが悪いようです。
今は本棚の片隅で、親が独り相撲を反省するためたまに手に取る時をひっそりと待っています。
いや、親の目で見るととっても可愛い、「ぐりとぐら」らしい本なんです。か行で「かめさん きつねくん くまどん」と来て、「け」が「けむしちゃん」なんて優しい世界じゃないですか。「らべんだー りんどう るりそう れもんばーむ ろばさん うっとり」とか、ロバさんのうっとり具合がいいじゃないですか。一番最後のページのオチも効いてるじゃないですか。
…なんて話を子供とできる日が来ることを心待ちにして、もう一度そっと本棚に戻しておくことにします。 -
あからわまでのことばがあって、さいごに、ん?と、かんがえたところが、すこしおもしろかった。
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詩のような文章は、ママはとても素敵に感じるけれど、息子は起承転結が無くて、良さがまだ分からないようです