とけいのあおくん (こどものとも絵本)

  • 福音館書店
4.02
  • (25)
  • (20)
  • (18)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 377
感想 : 37
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834080476

作品紹介・あらすじ

あおくんは、小さな青い目覚まし時計。時計屋さんの棚の上でずっと退屈していましたが、ある日男の子に気に入られて、お父さんの誕生日プレゼントになります。さあ、お父さんが目覚ましを7時にセットした初めての朝、あおくんは、自分ひとりでベルを鳴らせるだろうかと心配になって、ドキドキしてきます。イギリス生まれのチャーミングなお話を、新進気鋭のイラストレーターがセンスあふれる絵で描きます。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • お母さんと男の子が目覚まし時計を見に時計屋さんへ。とけいのあおくん達は自分を選んでもらおうと大はりきり。
    それぞれいいところをアピールだ。大きな音、小さな音、それぞれ文字も形も違うよ。頑張ってルリーン、ルリーン、ルリーンと綺麗な音を出したあおくんは男の子に選ばれるかな?あおくんのドキドキがタクタクタクタク…と伝わってくる。
    時計に興味を持つ年頃の子供さんにぴったりのほのぼの絵本。

    私は音が大きすぎたらびっくりぽんだから音の小さな時計、地震が来ても目が覚めない爆睡娘には音の大きな時計、目覚ましが鳴る前に目がさめる主人にはデジタル時計だなぁって、時計達の絵を見ながら楽しんだ。絵がまた独特でいい。

  • >小さな目覚まし時計のあおくんは、買われていった最初の朝、ひとりでベルを鳴らせるだろうかと心配になってドキドキしてきます。
    イギリス生まれのチャーミングなお話。

    あおくんが買われるまでと、その後初めて自分だけで音を鳴らすまでのドキドキを一緒になって味わった気分です。
    あおくんの「ルリーン、ルリーン、ルリーン」と鳴るベルの音を聞いてみたいなあ。
    朝が苦手なお父さんもきっとこれからはシャキッと起きられるようになるはず!
    絵も外国風だったので描かれたのが日本の方と知り、ちょっと意外でした。

  • 3歳9ヶ月。ポップで大味な絵に反してあおくんの気持ちが丁寧に書かれていて、そのバランスが良い。子どももあおくんに感情移入できるようです。あと色使いがオシャレ。

  • 「くまのコールテンくん」同様、お店で待っているとけいのあおくんが、お母さんと時計を選びに来た男の子に選ばれるお話。
    最初から時計を買うつもりでやってきたところや、男の子が自分のものにするわけはなく、お父さんへのプレゼントというところが「くまの・・・」とは違うけど、お店の棚でずっと待っていたあおくんが、キュートな男の子に選ばれる喜び、という点では共通点があります。時計をうまく擬人化してあり、かわいらしいです。時計の針の音も、「たったかたったか」とか、「がっちんごっちん」など、オノマトペが多用してあって面白く、文学の楽しさを存分に味わえる絵本だと思います。

  • 時計大好き息子!
    あおくんよりもお店にたくさん並んでいる時計に大興奮!!!
    話の割に少し文章が長い気もするけど、絵がレトロでオシャレで長く楽しめそう。

  • 図書館本。とてもアートな絵本でした。適材適所。最後あおくんがとても幸せそうで良かったです。

  • 3歳0ヶ月。
    寝る前にいつもこの本を選んで持ってきます。お気に入りのようです。

  • 読了 1y9m

  • 3歳6ヶ月頃。図書館にて自選。

    時計に興味を持ち始めたころ。

    青い時計は大きな時計に混じって
    お店でだれかが買ってくれるのを
    待っていた。

    選んでもらうために
    正確に針を刻み、大きな音を出してみせた。
    そして男の子とママがパパへのプレゼントに
    青い時計を選んだ。

    自分の居場所を見つけた青い時計は
    最初の仕事をやり遂げた!
    緊張感の伝わる絵本。

  • 読み聞かせにはちょっと長かった?
    かわいらしい作品だった。

全37件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

エリザベス・ロバーツ

「2014年 『とけいの あおくん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

エリザベス・ロバーツの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
tupera t...
クリス ホートン
トミー=アンゲラ...
A.トルストイ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×