ちゃいろいつつみ紙のはなし (世界傑作童話シリーズ)

  • 福音館書店
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834081954

感想・レビュー・書評

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  • こういうの好きです。

  • 包装したプレゼントを、郵送するために包むときに使われる頑丈な茶色い包み紙が主人公。
    子供たちのいる家庭からおばあさんの家に送られ、そこで大事にしまいこまれ、今度はまた、子供たちのいる家へと送り返される。
    プレゼント用の包装紙として、素敵なリボンをかけてもらうことにあこがれる気持ちもあったけれど、大事なプレゼントを守るための包み紙として使われることに誇らしさも感じていく「茶色い包み紙」。
    娘がもう少し大きくなったら、薦めたい一冊。

  • 茶色つつみがみが再利用されて……つつみがみにもこんな冒険があったらね!小学校低学年向け。

  • なかなか深い。
    ストーリー展開がよい

  • 包み紙が、買われてクリスマスプレゼントを包み、送られていきます。また旅をしてイースターの卵をつつんで戻ってきた時、最初に送った家の子はお母さんの字を見つけて、戻ってきた事を喜びます。新品の綺麗なものより、戻ってきた事を喜べる家族が素敵なお話。一枚の包み紙も大切にしたいと思えます。
    幼年むけ。36p

  • とても大切にリサイクルされてつかわれる茶色いつつみ紙の様子がほほえましいです。

  • ちゃいろいつつみ紙という地味な主人公だけど、自分の役割をはたす過程での使命感、満足感に共感できます。子供と読みたい本。

  • プレゼントをつつむのにつかわれた ちゃいろいつつみがみ。ながいたびをして、おばあちゃんのところへたどりつきました。そして、そこからまたたびをすることになって…。つつみがみが主人公の本なんて、はじめて読みました。おもいがけないところでつつみがみが活躍するこの本をよむと、つつみがみがすてられなくなっちゃいそうです!

  • ちゃいろいつつみ紙は、クリスマスの贈り物を届けるための梱包用に使われました。
    こどもたちのおばあさんの家まで、ぼうけんの旅にでるのです。

  • おばあちゃんへのプレゼントの包み紙になった茶色い紙は、イースターの日に今度は孫へのプレゼントを包んで戻って来ます。それに気付いた男の子は、包み紙に絵を描いて部屋に張りました。包み紙は、とても幸せでした。

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著者プロフィール

アリソン・アトリー 1884年、イギリスのダービシャー州の古い農場に生まれる。広い野原や森で小動物とともにすごした少女時代の体験をもとに、多くの物語やエッセーを書いた。日本語に翻訳された作品に『グレイ・ラビットのおはなし』『時の旅人』(以上岩波書店)、『チム・ラビットのおはなし』(童心社)、「おめでたこぶた」シリーズ、『むぎばたけ』『クリスマスのちいさなおくりもの』『ちゃいろいつつみがみのはなし』(以上福音館書店)など多数。1976年没。

「2020年 『はりねずみともぐらのふうせんりょこう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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