- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834082296
作品紹介・あらすじ
君が生まれる少し前、パパを訪ねてきたのは、巨大な恐竜だったんだ。それからパパは毎日、恐竜にキャベツを30個食べさせたんだけど、ある日、恐竜はパパを背中に乗せて歩き出した。連れて行ってくれたのは、君が生まれたばかりの病院だったんだ――。自分が生まれたときはどうだったのか、子どもたちは知りたがります。そんな疑問に、あたたかなユーモアでこたえる空想物語です。
感想・レビュー・書評
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理屈とか現実とかが頭から離れない私。
絵本を読むときはそういうのを一掃しないと!と思った。
お母さんの出産前の入院が長そうだな、トラブルでもあったのかな。
何で急に町に恐竜が?!でも草食恐竜でよかったね。
しかも町の人達は早々に見慣れてしまっているね。
せっかく恐竜が交差点にいるのに!
子供の誕生と恐竜とクリスマスがどういうつながりなのか分からない。
以上が読み聞かせしながら考えてしまったこと。
あぁ、もう私は夢や想像、創造からかけ離れてしまったんだね!
反対に子供は気に入って、何度も読んでーと持ってきた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
美術館の原画展で惹かれて購入。
恐竜好きっていうのももちろんあるが、板に描いた原画がマグリットに似せてあり、引き込まれる。 -
ルネ・マグリットの絵のような、白雲が浮かぶ青空をバックに座る、悠々とした恐竜(ブロントサウルスでしょうか)が、何とも可愛い! 「パパ」は、座り込んでいる恐竜に、毎日キャベツを30個買ってきて与えます。そして、クリスマス、「パパ」がパパになり、恐竜は、なんと…!
温かな気持ちになりました。素敵なクリスマス絵本またはお誕生日絵本と言えると思います。 -
▶息子の六歳の誕生日に父親が語る。▶ある日きょうりゅうがやってきて街なかにすわりこんでしまった。▶父親ときょうりゅうがの交流。▶ずっとすわりこんでいるきょうりゅうはにちじょうの風景となる。▶きょうりゅうがすわりこんでいた理由は?
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タイトルからは内容が想像できない内容。子どもが生まれる前にきょうりゅうが座っていたというシュールな光景。
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6歳5ヶ月の娘へ。
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「君が生まれる少し前、パパを訪ねてきたのは、巨大な恐竜だったんだ。それからパパは毎日、恐竜にキャベツを30個食べさせたんだけど、ある日、恐竜はパパを背中に乗せて歩き出した。連れて行ってくれたのは、君が生まれたばかりの病院だったんだ――。自分が生まれたときはどうだったのか、子どもたちは知りたがります。そんな疑問に、あたたかなユーモアでこたえる空想物語です。」
地味で静かなお話だけれど読んでいてすごく幸せな気持ちになった。きゃべつ一日30個って、月にエサ代いくらだろうとか考えてしまった 笑
この話はパパのおはなしなのだろうか。ほんとうに出会ったのだろうか。 -
※表紙絵が欲しくて(こどものとも絵本)を登録してあります。
こどものとも
きょうりゅうが すわっていた
作:市川宣子(いちかわ のぶこ)
画:矢吹申彦(やぶき のぶひこ)
2000年12月号
537号
発行所:福音館書店
定価:380円
雑誌:03779-12.
T11037791203808.