- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834084061
感想・レビュー・書評
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かんがえる子ども
遊びのなかでも、
家での関わりの中でも、
自然や美術の中でも、
子どもがかんがえて感じたり、行動している瞬間を、
躾や親の気分だけで遮らないように、
ワンテンポおいて俯瞰できるようになりたいと思いました。
大切な子どもの世界をたのしんで大きくなってもらいたいです。 -
サクサク読める。
地動説を発見したコペルニクスの喜びはどんなに大きなものだったろうか。
こどもの発見の芽を摘んではならない。 -
2022年8月6日読了
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一日で読んだ。素敵な本。こういう本がだいじ。装丁も素敵だけど、中身が濃厚で後口もよいからこそ、そう思える。やっぱり一流の人は素直だなと思う。
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今の時代、すぐにネットで調べてしまう。
自分で考えるってことがほとんどない。でも、この本を読んで“考える“ことをしてみようと思った。
まずは身近なところから…
『あの漢字どういう時だったっけ…』『あの芸能人なんて名前の人だったっけ…』考えることで案外、自分が漢字が書けることや思い出せることに気づいたりする。笑
大袈裟かもしれないけど自分自身も見えてなかった自分の可能性に気づけたり、ふとした時に広い世界で物事を見れたりするのかもしれないと思った。 -
沢山、よいなぁと思う考えがあった。
メモに覚え書き。
頭のよい、は考える力だなー。 -
遊びは学び
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刊行後すぐに入手して半分ぐらい読んだところで積読になっていたが、再開したらあっというまに読み終えた。
「自分で考える」ことの大切さを手を変え品を変え語った本。
勉強は自分でおもしろがってやることが大事、自分の力でものを発見する喜びをうばってはいけない、知ってることの中から答えを見つけるクイズより、答えを全く知らずとも考えていればいずれ答えが導き出せるパズルのような勉強がいい、だれかから聞いた情報を鵜呑みにしたり考え方を誘導されてしまっていないか、「自分の考え」がないと無責任になってしまうし、おもしろくない生き方になってしまう、ひとりでもいられるようになって、本を読んで自分の考えを育てよう…50年かけてずっとそういうメッセージがこもった本をつくり続けてきてくださったんだなぁと改めて思う(そして私自身は見事にそういった作品に育てられて、いまある)。
まえがきのエピソード(日頃自分で運転して能動的に旅をしてきたあんのさんがつごうでバスツアーに参加することになったが、宿も食事も見るものもおまかせ状態の旅はとてもつかれたという話)が印象的だった。
『ふしぎなえ』で絵本作家になってから50年を記念して、巻末には「『ふしぎなえ』ができるまで」「『ふしぎなえ』について 火刑を免れるための供述(「こどものとも」1968年3月号折り込みふろくより)」の二編を収録(後者は、平凡社→文春文庫『空想工房』に収められている)。