心霊探偵八雲 2

著者 :
  • 文芸社
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  • Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835591049

感想・レビュー・書評

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  • 2作目は長編。
    八雲の過去にはまだ何かありそうだ。気になる。

  • 一つのエンターテイメントとして十分楽しめる作品。いろんな視点から物語が展開するので読者からすれば、物語の全体像が簡単に把握できる。あとは成り行きにまかせて登場人物たちがどう対処していくのかが読みどころ。とはいっても特別奇想天外な展開があるわけでもないけど。そこは登場人物たちの個性で気にならない。心霊現象自体はそれが事件に大きく関わっているというより八雲が事件に関わるためのきっかけに過ぎない。幽霊や魂はそこに存在しているが、あくまで事件を起こしているのは人間であるというのがこのシリーズのスタンス。

  • 後藤刑事の部下石井が登場。
    ヘタレで空気の読めない石井刑事が狂言回しの役割を果たすことによって、重苦しい雰囲気が少し軽くなったような。
    殺人事件の裏に、八雲ならではのオカルトチックな要素を加えることで、この作品らしさが出ている。
    八雲の父親の謎はどうなるんだろう?

  • 冒頭かなりばたばたした印象だったのが残念。八雲流「除霊」は彼らしくて良かったし、事件の真相もなかなかに面白かったです。ラストは「お約束」感満載。

  • 読み易い!!
    以上www.

  • 娘を亡くした医者がその子を生き返らそうと別の少女を殺してしまう。
    先にちらっと登場した両目の赤い男(八雲の父)が今後の展開の要のよう。関係者が長野県つながりなのもわざとらしい。まあ、仕方ないかな

  • 生まれつき左眼が赤く、霊を見ることができる斉藤八雲。その特異さ故、母親に殺されかけた過去を持つ彼はあまり人と関わろうとしない。
    晴香はそんな八雲に純粋に惹かれる一人だが、自身がトラブルメーカー扱いされているのを気にし、頼まれた心霊現象の調査を口にできなかった。
    仕方なく一人で霊が出たという河べりへ向かった彼女は、突如水の中へ引きずりこまれ…。

    前巻は短編集タイプだったが、今巻は一巻丸ごとで一つの事件を扱っている。
    不可解な連続少女殺人事件と、晴香に持ち込まれた河に出る少女の霊、そして新聞記者に取りついた霊の関係とは?みたいな感じ。
    いつも豪快な後藤刑事に今回から部下の石井さんって新人が配属されてるけど、この人がまたいい感じにヘタレで笑えました。
    八雲の母親の話、後藤刑事と八雲の出会いなどもさりげなく出てきたり。
    でもやっぱりラストの八雲による晴香救出劇が一番盛り上がったね。
    何だかんだすごく晴香を気にかけてくれてる感じがよかった。
    早くこの二人の仲が進展しないかなー。

  • 石井さんが出てきた!

  • さくさくと読めてしまう。
    八雲の父とは何者か、次が気になる。

  • 伏線が徐々に一本の線になってゆき、終わったかのようで終わらないラストの展開が面白かったです。
    新たに登場人物が増えて、これからどう話が広がっていくのか楽しみです。

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著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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