人として軸がブレている

著者 :
  • ぴあ
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835617312

感想・レビュー・書評

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  • "あの人"に会った時何を言うべきか?言っちゃダメなのか!?
    人として軸がブレている。でもいいんじゃん?
    有名人目撃事件簿!私は○○を見た!

  • ロックミュージシャンの楽屋裏を題材にしているエッセイが面白い。
    サブカルがテーマになっているのも付いて行けるのだけれども、マイナー格闘技系は、『あなたの知らない世界』過ぎて付いて行けん。
    まぁ、変な人観察記としては面白く読めた。

  • ちょっと暗い照明の、美味しい飲み物があって、でも座り心地はそんなに良くない喫茶店で、久しぶりに会った面白い男友達。
    選曲が個性的なその店で、彼が聞かせてくれる話は、懐かしさもあり、刺激もあって。
    そんな感じの一冊。
    長居はオススメしません。座り心地はちょっと良くないのです。

  • 2007年3月から2009年2月まで掲載されたものを纏めたエッセイ集。筋肉少女帯の事、大槻ケンヂと絶望少女達周辺、野外フェスティバルの事や月刊『ムー』、読書、若いバンドマンに対するお金指南、禁酒、膝痛、プロレス、格闘技、出掛けていたライブの事等々人として軸はブレているかもしれないけれど、相変わらずオーケンはブレない日々を送っています。メインとなるのは2008年の武道館公演。オーケンはライブには両親を招き、いつも思うんだけどホントに良い親子関係。この武道館公演は「文句無し」と自分で書いているので、DVD買おうかな。

  • なぜだか、時折むしょうに読みたくなる、大槻ケンヂ氏のエッセイ。

    以前、大槻氏のことを室生祐月サンが「ずっとコドモ」だと言ったと
    どこかで読んだが、まったくもってその通りだとおもう。

    40過ぎて、「ムー」はないだろうよw
    しかし、部分的には老婆心あふれる人生の先輩な様子も見られるしwww

    まぁ、このままいって欲しいと思うのです。
    そして、タイムラグ数年内で、私にエッセイを提供してください。

  • かつて情報誌「ぴあ」に連載されていたエッセイの単行本化の何冊めかにあたる書。基本的に音楽的才能がまったくないワタクシにとってミュージシャン、バンドマン、アーティストは別世界の住人だと思っているのだが、オカルト好きなど共感できる部分もあって大槻ケンヂは好きだ。自分自身と折り合いがついているゆえのシニカルさやユーモア感覚が楽しい。語彙も豊富。

  • ブレてていいんです。オーケンだもの。

  • ぴあ連載のエッセイ。実は彼の本は初めて読む。
    さかのぼって読みたいくらい面白い。
    年代がモロかぶるので出てくる単語がいちいちツボ。
    ムーも格闘技もパンクロックも分かんないけど、
    こんな懐かしい話ばっかり気持ちよく読んでて良いんだろうか(笑)
    「バンドを再結成しよう!」や「バンドの給料をちゃんと考えよう!」な話は
    先達のご意見として興味深い。
    なお車内で読むのは危険。
    ちなみに筋少は一頃聴いていた。意外な繋がりで。はしょるけど。
    「イワンの馬鹿」と「サボテンとバントライン」は名曲です。
    この2曲が入ったアルバム『月光蟲』が一番好きだな。
    http://takoashiattack.blog8.fc2.com/blog-entry-1427.html

  • オカルトやB級やマッスル満載なエッセイ。10代的には誰?みたいなネタもあったけど、暴露して良いのか分からない事情とかの暴露は非常に面白かった。ファンでなくとも楽しい。

  • 大槻ケンヂさんの日常?をかいま見る事のできるエッセイ本。
    文章が非常に小気味良く面白いのであっという間に読み終わってしまいました♪

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著者プロフィール

1966年東京都生まれ。82年ロックバンド「筋肉少女帯」ボーカルとしてデビュー。その後もロックバンド「特撮」でも活動。その特異なキャラクターは音楽だけにとどまらず、映画、テレビ、小説やエッセイなど多岐にわたる分野で人気を集める。著作「くるぐる使い」「のの子の復讐ジグジグ」は2年連続で星雲賞を受賞。また『グミ・チョコレート・パイン』シリーズのほか『ロッキン・ホース・バレリーナ』『縫製人間ヌイグルマー』『いつか春の日のどっかの町へ』など著書多数。

「2022年 『夜の夢こそまこと 人間椅子小説集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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