- Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837976912
感想・レビュー・書評
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最近あまり本自体を読めてなくなってきているけど、『本を読む』という行為を積極的にするようになったきっかけの本。
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今まで読んだ本の考え方をぐるっと180度覆されるような面白い本だった。
文章もするすると読みやすく、すぐに読み終えてしまった。
考え方も斬新で自分の中に新しく組み込んでいきたいと思えるような内容に溢れていた。
特に超並列読書術をする中ですべて内容をバラバラのものを同時に読むことでより良い栄養を本から受け取ることが出来ると知り、成る程と思えた。 -
ビジネスや自己啓発系の本が大嫌いなわたしですが、成毛まことの本だけはおもしろいので読めます。お笑いを求めて読んでいるので内容は一瞬で忘れます。笑いがほしい人にオススメできます。
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時代もあるのかもしれないが、意見が極端すぎる。
偏見がすごい。
ただ強い意志も感じるので、時代は感じるかもしれないが読む価値はある。 -
これでもかと言わんばかりにゲームやテレビを一蹴し、読書を推してく煽りスタイルとても好き。笑
マイクロソフト社長になるくらいぶっ飛んだ人の話を聞くのはマジで面白い。小説をなぶり倒す文章に反論したくなりつつも、この方があえて小説を避けてる理由を知った時は共感しかなかった。以降、本当に本を、読書を大事にしているんだと思って読み進めていった。
名作を読む必要ない、といったことに安心感があった。高校生のときとか、とりわけ昔の作品を読むことが推奨されていた。漱石は面白く読めたが、武者小路実篤だけは本当に読み進められなかった。読みにくい名作を読め読めいわれると、読書ぎらいが増えていくということに分かりみしかなかった(こんな書き方してるあたり私は本を読んでないサル同然だが)。
このタイトルにあるように、1冊読み終わらないと次に進めないルールを設ける必要はない。むしろスキマ時間に何冊もあれこれ読んでいくスタイルだってありだ。その方が効率よくいって何冊も読めるならよいではないか。本は50冊買って当たりが1冊あればいい。もう、そういうもんだと思った。最近小説にお金をかけ過ぎたが、それもまた良し。専門書も手に取っていこうと思う。、 -
本書にも全て読む必要はないと書いてあったのでパラパラと読んでました。
他の方も書いているように、高圧的な物言いや著者が正しいと思うこと以外を否定するような記述には読んでて嫌な気分になりました。
メインテーマである複数冊を同時に読み進めるということは実践してみようと思いますが、それ以外のほとんどの点は本を置くと同時に頭の中から追い出しました。別に庶民から抜け出そうと考えてるわけでもないので。
ちなみに私は本書をブックオフにて100円で買いました。 -
「本を読まない人はサルである!」という表紙に惹かれて図書館で借りた。筆者のかなり偏った考え方に、反論したい点も多々あるけど、それで成功してるんだから何も言えない(-。-; ただ色んなジャンルの本を並列読みしていくのはいい‼︎ ついつい興味のあるジャンルに偏ってしまいがちだから、図書館に行って、色んなジャンルの本を手に取ってみようかなと思った。筆者曰く、「本は捨てない、借りない、貸さない」らしいけど^^;
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読書しないと、人生の敗北者になると。ほとんどが読書のすすめについての記載であり、何故10冊同時なのかについては説明不足。あまりタメにならなかった。
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盆休みに帰省。懐かしい書庫から、サラッと通読。
いつも騙されるが本好きを擽る秀逸なタイトル、それで読み始めると、偏見と主観と科学的根拠のない妄想の羅列でイライラしながら読む事になる。これこれ、この感覚。困った作者の自己主張に付き合いながら、頭の中で常に反論を膨らませる読書。狭隘な著者に対して自ら優等生と気取るわけではないが、この崩壊した論理も嫌いじゃない。そして、あら、よく見ると作者はHONZの成毛さん。
例えば、複数冊を並行して読書する事で、脳のさまざまな部位を活性化できる…かもしれないらしい。データも根拠もない。一冊の中にスポーツするシーンと戦争、愛欲、数学的論理考察が含まれるミステリー小説だと、同様の効果は得られないのか。読書のモチベーションを上げるための並行読書とあるが、モチベーションが必要な読書というのも本好きからすると解せない。庶民からの脱却を扇動しながら、目的を持った読書を否定する論理破綻、支離滅裂っぷりも大胆。更には、ハリーポッター読者を否定し、スキャンダラス好きの女性脳傾向を切り捨てる。ビジネス本一辺倒の読者をバカにする。どけどけ庶民、いけいけHONZ。そこのけそこのけ成毛が通る。読書家様のお通りだ。
ややふざけたが、本好きにエールを贈る一偏屈な読書家の自己主張本といった風情で楽しい。それと、当時は読書の敵といえば、インターネットやスマホではなく、テレビ。隔世の感、一入。とにかく、佐藤優が三冊並行読書が良いのではと推奨していたが、私もそれくらいかな。十冊じゃなくて、三冊。