「20代」でやっておきたいこと: ビジネスパーソン必須心得 ちょっと辛口で過激な、生き方論 (知的生きかた文庫 か 27-8)

著者 :
  • 三笠書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837981671

感想・レビュー・書評

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  • 新聞社出身の著書が記す我ら20代へのメッセージ。
    ビジネス社会、これからの長い人生を生き抜く知恵を辛口で温かく伝えてくれます。

    心に残った言葉を羅列
    ・失敗を恐れるな。若いうちの失敗はいくらでも取り戻せる
    ・器を広げるため、とにかくやってみる
    ・自分探しは人生掛けてやるべきもの
    ・50社受けて1社からも内定出ないのはビジネスでは日常茶飯事
    ・大きな欠点に見える事は必ず大きな長所と結びついている
    ・何か1つを極めるのは大切
    ・つまらないことを一生懸命やれるのも一つの才能
    ・失敗をたくさんすれば、いくつになっても粘り強く行動するくせがつく
    ・嫌な過去とは手を切る。なかったことにする
    ☆「自分に解決できない問題は、絶対自分に降りかかってこない」
    ☆「問題の解決策は思わぬ方角からやってくる」
    ・今はとてもあそこまでできないと将来いえるほどに愚行する
    ・行動することの良さは、思いがけないことに出会えること
    ・その時々を楽しむ
    ・兵卒の才能と将軍の才能は同じではない
    ・会社は自分のために存在しているものと思う
    ・人の話をよく聞く
    ・とりあえず相手をいい人だと思うこと
    ☆「決して時計を見るな。これは今の若い人たちに覚えてもらいたいことだ」(エジソン)
    ・判断のよりどころとして、数字に強くなる
    ・書物は人の精神の食物なり
    ・絶対に新聞を読め
    ・怠けたいなら、早く片付けてしまうことだ。その方が楽なのである。
    ☆「イヤイヤするな」(マルクス・アウレリウス)
    ・目的がないくらいなら、たとえ邪悪な目的でもあったほうがいい
    ・大きい器の人物ほど、自分が間違った時には、さっさと謝罪するものだ
    ・愚か者は、金を持って死んでいくために貧乏で暮らす
    ・得恋確率は9:1
    ・恋をして恋を失ったほうが、一度も恋をしなかったよりもましである。
    ・男性も女性も世間でなく、自分の結婚観の合った相手と結婚すればよい
    ・プロになる覚悟
    ・雇われない生き方
    ☆他人と比べて生きるのはやめなさい
    ・情報を集めるときに一番重要なことは「自分が何を知りたいか」。あと鮮度と得た時点で過去になること
    ・孤独に強くなると独創力が付く
    ・色気は覚悟を決めると出る
    ・今を楽しむ
    ・☆「自分はこの道を行く」
    ・社会に出てからの仕事は回答が1つではない
    ☆最高に生きがいのある生き方とは?
     「目標の実現に向かって努力している時だ」(タレス)

    『頑張れ、若者たち。可能性は無限にある』

    ありがとうございました

  • 現20代として、参考になる意見が多々あった。
    大抵はよくあるご説教と変わりないのだが、「数字に強くなれ」「味の違いをわかるようになれ」などは意識していなかったので目から鱗。

    文中に「若者はもっと読書をしろ」とあり、それには同意見なのだが、普段から読書習慣がない人はそもそもこの本を手に取らないだろう。涙を禁じ得ない。

    後半はほとんど「聞いた話によると~、それはけしからん」といった「最近の若者論」になってしまっているのが気にかかる。
    もう少し20代のうちに◯◯をやっておいて良かった、◯◯をやっておかなくて失敗したといった具体的なエピソードがあれば人生の先輩の貴重な経験として吸収できたのだが。

  • 本をたくさん読め!とよく言われていますが、五感磨きの訓練のためにもやっぱり本を読もうと改めて意識させられました。

    「情報化社会では、人より一歩先へ行く情報を手にいれたものが勝ちを制する。」そうするためには五感磨きが大切だと筆者は語っています。

    私が好きなものは、みんなこの五感磨きに長けている人たちのもので、妙に納得してしまった!自分の好きなものに対する共通項がわかった気がする。


    よしもとばななの本。
    これは、何気無い日常生活の描き方が大変丁寧で、その表現から伝わってくる温かみが大好き。

    PEANUTS
    マンガの主人公とは程遠い、冴えないチャーリーブラウンと、その仲間たちのやりとりから出てくる、ユーモアたっぷりのメッセージが好き。

    是枝監督
    家族や人とのつながりの機微の伝え方えかたが丁寧なところが好き。映像は視聴覚が入ってくるので分かりやすいですが、いかに無駄をなくしてシンプルに伝えるかに重点を置いている。言わずに伝えるということ、これが好き。
    でもこちらが想像力を働かせてみないと、五感を使って観ないと見落としてしまうのだけれど。


    五感磨きは人生を通して行う行為であり、小手先のワザだけではどうにもならない。
    彼氏より先に結婚観。
    二つ仕事ってよべるものを習得する。
    人生の豊かさは読んだ本の冊数に起因する。
    健康第一。
    これらを意識しながら生活してどんどん磨いて行きたいなと思いました。

    なにか自分の中にモノサシを作りたかったから、色彩を極められたのかもしれない。

  • 「仕事」「勉強」「遊び」「読書」「友人関係」「メンター」「恋人」「家族」「お金」「一人の時間」……。20代の時に何をなすべきか。これに関しては個人的に言えることは『時間があればどうぞ』ということです。

    少し気になってみたので読んで見ました。全体を通して要約すると先のことなんて気にせずまぁ、何でもやりなさいと。ただし、社会人としてマナーは守れ。そして新聞を読め。本を読め。さらには今の若者は覇気が無い…etc。というまぁ、そういうことが書いております。

    さらりと読むことは出来ますが、是が非でもこれを読んでくれ、とはお勧めできるかというと、疑問に残ります。おそらく、ビジネス用の鞄か何かに忍ばせて、待ち合わせのときや、喫茶店何かで気分転換に読むことを想定して書いたのかなと。読み終えた後にそんなことを考えてしまいました。

    僕も人と比べて20代を振り返ってみると一言『本当に早かったな』と。ただそれだけです。仕事云々もそうですが、20台では多少、レールに外れた生き方をしていてもそこで何を得たか?やらかしてしまった失敗から何を学び、それをどう取り返していくかを戦略的に考えることによって、それからの人生に響いてくるのではなかろうか?そんなことを考えております。

    その中でも『おっ』と思うのは金銭感覚に関するところで、入ってくるものの範囲で生活をしなさいと。これに関しては本当にそうだとつくづく思いました。借金はよっぽどの場合を除いてするべきではない。クレジットカードも然り。それだけは本当によくわかります。

  • 「20代にしておきたい17のこと」との違いは何なのかと知りたくて買ってもらった本です。

  • タイトルみて読む前に想像してたことが、だいたい書いてある本。

  • 若手に働き方のコツを辛口で教えてくれる本。

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著者プロフィール

大阪生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。文化部長、出版部長を歴任後、1977年に日本クリエート社を設立。

出版プロデューサーとして活躍するとともに、生活経済評論家として新聞、雑誌などさまざまなメディアに執筆し、講演活動も数多く行っている。

主な著書に『男の品格』『「孤独」が一流の男をつくる』『男の嗜み』『60代からやっていいこといけないと』など多数。

「2022年 『20代で身につけたい5つの習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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