ダックス先生最後の授業: 阪神大震災をくぐりぬけて

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  • マガジンハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838706679

感想・レビュー・書評

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  • Amazonで購入 わが恩師、鹿島先生の本。

  •  こんな先生もいるのかと感動しました。ダックス先生こと鹿島先生の哲学?からくる『あのねちょう』を中心に、生徒やその父兄の成長が語られた話です。初め、『あのねちょう』ってどんな蝶々だろう?と思ったら、生徒と先生との交換日記?のような物でした。
     生徒達の普段の生活の事・阪神大震災の時やその後の生活のこと・癌・朝鮮人等に関する国際問題にいたるまで、ダックス先生の生徒達の周りには色々なことがあります。教師現役時代に取り置いた『あのねちょう』を、詳細に管理し、主要な部分をまとめた本です。
     こんな先生が私の周りにいたならば、私はどんな人になっていたのだろう?と思うのでした。

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著者プロフィール

1935年大阪生まれ。
泉佐野市立第二小学校、和泉高校から神戸大学教育学部を卒業。
約40年神戸市で小学校教諭を勤め上げた。
子どもの素直な視点を表現できる教育を独自で模索、現在も小学校などで取り上げられることが多い「あのね教育」の創始者。
その独特の教育がマスコミにも取り上げられ、ドキュメンタリー「一年一組」が文化庁芸術作品賞優秀賞を受賞。
著書は『一年一組せんせいあのね』(理論社)など多数。北原白秋賞や読売教育最優秀賞も受賞している。

「2024年 『せんせいあのね 1年1組かしま教室 1 ひみつやで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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