ガールズファイル: 27人のはたらく女の子たちの報告書

著者 :
  • マガジンハウス
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本棚登録 : 173
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838718191

感想・レビュー・書評

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  • 働く女子は、働いて働いて働いて働いて働いて、恋して、働いて働いて働いて働いて働いて、そして、恋をしているんだな。

  • 色んな女性にインタビューした内容のエッセイと、後半は小説。小説のほうは良かった。
    美味しいものをたくさん食べててうらやましい。笑

  • 2016.11.14
    いろんな人がいるんやなあって。なんとなく仕事に疲れ嫌気がさして、これからに迷い始めてるいま、たまたま目にして手に取った本。柴崎さんの小説は少し苦手意識があったけど、この本はインタビューをもとに書かれていて、新鮮やった。最後の小説も楽しかった〜。結婚式三昧に合コンに転職に先輩後輩に親との関係に、同世代だからこそわかることがいっぱいあった。
    一生懸命働いて恋して生きてる。なんだかパワーをもらえたような気がする。ふつうの女の子の日常の話がこれほどドラマティックとは。絵も素敵でした。

  • あっさりしてたけど、小説がおもしろかった。(図書館に返す)ぎりぎりまで読んだ。
    買って手元に置いといてもいいなと思っている。
    あのですね、女の子の友達も少ないんです。
    さあ集まろ、てのもいいけど、会社帰りにちょっとお茶して帰ろっていいたいんです。すごく仲良くなくても、会社の女の子くらいの仲良しでいいんです。
    その友達の友達となんかのきっかけで顔見知りになる、みたいなのもあこがれで、女の子たちの小説はたのしいなあ。

  • 同年代との接点が少ないからか、時々こういうジャンルの本を読みたくて仕方ない時がある。
    いろんな生き方があるとなんか心が楽になる。

    アルファベットよりもやっぱり名前がついていた方が実物に近づける気がするんだよね。

  • 筆者の取材をもとに書かれた本。筆者には溢れる思いがあるのだとは思うが、実際に会ってない人の会ってない人から聞いた話で筆者との温度差を感じた本。

  • 大体みんな同じような道をたどるイメージの強い日本でさえ、これだけ色々な生き方があるのだと思うと、思い込みってこわいなぁと思いました。

  • 状態:貸出可
    ※利用対象者:本学の教職員と学生に限ります。

  • もっといろんなことに挑戦していいんだって思った。仕事も恋愛も何が転がっているかわらかないし。

  • 「働くとは何か」とまとめるのではなく、働いている女の人複数に話を聞いて、そのまま載せているので、それほど著者の価値観が感じられず読みやすかった。共感する人もいればそうでない人もいて、色々な人の風景を垣間見れるのが面白い。

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著者プロフィール

柴崎 友香(しばさき・ともか):1973年大阪生まれ。2000年に第一作『きょうのできごと』を上梓(2004年に映画化)。2007年に『その街の今は』で藝術選奨文部科学大臣新人賞、織田作之助賞大賞、咲くやこの花賞、2010年に『寝ても覚めても』で野間文芸新人賞(2018年に映画化)、2014年『春の庭』で芥川賞を受賞。他の小説作品に『続きと始まり』『待ち遠しい』『千の扉』『パノララ』『わたしがいなかった街で』『ビリジアン』『虹色と幸運』、エッセイに『大阪』(岸政彦との共著)『よう知らんけど日記』など著書多数。

「2024年 『百年と一日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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