ツクツク図書館 (ダ・ヴィンチブックス)

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本棚登録 : 427
感想 : 103
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840121507

感想・レビュー・書評

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  • 図書館:『はじめまして、本棚荘』が良かったので。やっぱり、期待を裏切らない変わった本です。字数が少ないので、あっという間に読み終わった。猫の、ギィ がとっても魅力的❤ このお話も癖が強いので好みが分かれる本だと思われる。キリフキ・ワールド、私は好きだな。

  • なんだかタイトルが可愛くて買ってしまった。

    仕事内容は本を読む、ただそれだけ。私には天職やんか~!と思ったけどつまらない本しか置いていない、と…。

    フワフワとして不思議な世界観のお話。

    「焚書の部屋」が悲しいな。
    「子供にはまだ早い部屋」で赤ちゃんの本を読んでみたい。

  • ソフトカバーだし文章のフォントも変わってるし、なんだかすごく自費出版っぽい作りの本。
    読んでみて、うーむ・・・。
    すいませんシュールすぎていまいちわからなかったです・・・。
    世界観は面白いんだけど、作者の独白みたいなものが入りすぎてて物語を語りきれてない感じ。
    あともうちょっとぽーんと突き抜けたら、すごい面白いのを書いてくれそうな気もするんだけど。

    でも、これをたとえばどこかの小劇場で、うまい演出で舞台化すれば、結構面白い芝居になるような気がする。

  • とても新鮮で面白かった!独特な世界観でシュール。他には無いような小説。

  • 「怠惰な堕胎」の人。
    らしさはもちろんあったけどキリハラキリコの方が好きかなぁ。

  • ★★★★★
    つまんない本しかない、本好きを自認する人を恐怖のどんぞこに陥れる図書館、それがツクツク図書館である。
    わがままいっぱいの着ぶくれ女が、なんだか愛おしくなってくるのが不思議・笑
    (まっきー)

  • +++
    つまらない本しか置いてない、ツクツク図書館。職員も建物もへんてこぞろい。弱気な館長、運び屋、語学屋、戻し屋ちゃん…そこにある秋、ひとりの着ぶくれ女がやってきた。女は働かないで、わがまま放題。だけど、図書館にある“伝説の本”の話を聞いて…?奇妙でかわいくってクセになる。キリフキワールド、いざ、開幕。
    +++

    まず、ツクツク図書館の名前の由来に納得である。そんなことだったのか、と肩透かしを食ったようでもある。本作にはまったく関係ないが、この区にはほかにもいろんな「ツクツク○○」があるのだろうな、と想像すると愉しくなる。そしてこのツクツク図書館が一風変わっている。つまらない本しか置いていないのはさることながら、誰もが見つけられるわけではないらしい、というのもなにやら不思議である。そして、見かけはちょっと変わった洋館なのだが、中に入ると廊下はなくて、さまざまなジャンルのたくさんの部屋があり、迷子になりそうなのである。なんと愉しそうではないか。部屋と本が興味深いだけではなく、そこで繰り広げられる人間模様もまた興味深いのである。館長とか、雇われたのに仕事が嫌いなぶくぶくに着膨れた女とか。ともかく不思議な迷い道を愉しめる一冊である。

  • この本もツクツク図書館にあるかも…

  • つまらない本しか置いてない図書館のお話。

  • アンソロジーでキリフキさんの作品を読んで、もっと他のを読んでみたいとチョイス。

    つまらない本しか置いていない不思議な図書館の話。
    小劇場の舞台のようなお話でしたが、これ、童話として出していたら小学生の頃の私がすごく喜んで読んでいたと思うなあ。
    不思議系童話といった感じ。

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