マタタビ潔子の猫魂(ねこだま) (ダ・ヴィンチブックス)

著者 :
  • メディアファクトリー
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感想 : 67
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840131698

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったです。
    ただ、漫画みたいで、小説の持つ良さ、みたいな部分では
    物足りなかったともいえます。

    このかたの「海に降る」を大変気に入り、
    デビュー作であるこちらも読みましたが、
    路線としては「海に降る」の方向へガンガン進んでほしいです。
    期待してます!

  • 困った人についたモノを祓ってくれる猫のはなし
    マンガっぽいかな

  • 意外と面白かった。夏目のにゃんこ先生を思い出しつつ。

  • 第4回ダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞。
    ん~と。汗
    エンタメの一言でしょうね…
    暇つぶしにはなりますが、読後感はあまり残るものもなく「ダ・ヴィンチ文学賞」の基準が良く判らない…かな?

  • 設定とか、悪くはないっていうか面白いけど、全体的に中途半端。物足りなかった。

  • ライトな作品…。さらぁ~っと、読めました…。

    主人公と同じく…
    都会で暮らすアラサーの独身OLさんだと…、
    くいっと…感情移入できて…、
    くいっと…面白みが増すのかもしれませんね…(^。^)

    でも…、
    都会で暮らすアラフォーの独身ニート学生(ボク)には…、
    ふつぅの作品でした…。
    たぶん…、自分がお気楽な状態だから…なのかな…f(^_^;)

    ヒマつぶしには…ちょうどよかったです…。

  • 軽~くサクサクっと読めて、漫画を読んでいるみたいだった。
    それなりにおもしろくて楽しめたけれど、ガッツリとインパクトがあったわけではなく、まぁまぁかなって感じでした。
    普段、読書をしない人が取り掛かるにはいいんじゃないでしょうか。
    派遣のOL潔子と猫魂という、憑きもののお話。

  • 潔子と、猫魂と、憑き物の話。和モノファンタジー。まずは告白しよう。表紙が東村アキコってだけで本書を選んだことを。そして蓋を開けてみれば中身は、駄菓子のような、さくっと読んで、さくっと楽しんで、はいっ次。そんな息抜きのような軽い作品。まあ終わり良ければ全て良しというか、最後の締めは割と好きでした。

  • お初の作家さん。図書館で偶然見つけて、帯には『第4回ダ.ヴィンチ文学賞大賞受賞作』って書いてあるし。猫だし...って事で借りたんだけど、漫画みたいで面白い。ありえない話だろうけど、思わず我が家のにゃんこを凝視しちゃいました。
    かなり迷惑そうでしたけど。

    私は猫魂のメロは好きですが、潔子は苦手かな。
    友達になれないタイプかも。なので、本来ならスカッとするシーンも、スカッとしない。
    こうなる前にしっかりしろよーって思っちゃいました。
    一番お気に入りは狸のお父さんかなー。
    やっぱし打たれ強くてパワーのある人(?)に惹かれます・・・・・
    ダ・ヴィンチ文学賞って・・・・「地図男」の真藤さんもそうですよね~。

    そっか~・・・・って今頃認識してる私って・・・・・・

  • 楽しく読めた。キーワードは外来種。
    最初は正直ちょっと何だかなぁという感じだったけれど、3話あたりから慣れたのと背景に広がりが出てきて面白くなった。きれいにオチもついている。
    ユルい感じではあるけれど、パワハラとか女性の立ち位置とかペット事情等の現代日本の問題が描かれている。
    百合が猫には猛毒ってことを知っただけでも猫のいる我が家には大きな収穫。
    野生種の百合が庭のあちこちに生えているので。

    藤原四家に謀殺されたっていうのは長屋王かな? それと猫の関係って何か文献や言い伝えがあるの?それとも著者の創作?

    表紙が東村アキコ。彼女の絵で脳内展開。ぴったり。漫画化するなら彼女の絵がいいなぁ。

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著者プロフィール

東京都中野区生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。2009年、『マタタビ潔子の猫魂』(「ゴボウ潔子の猫魂」を改題)でメディアファクトリーが主催する第4回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞し、作家デビュー。13年、『駅物語』が大ヒットに。15年、『海に降る』が連続ドラマ化された。現代の働く女性、子育て中の女性たちの支持をうける。主な作品に『賢者の石、売ります』『超聴覚者 七川小春 真実への潜入』『真壁家の相続』『わたし、定時で帰ります。』など。

「2022年 『くらやみガールズトーク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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