ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

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  • ワニブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847093463

作品紹介・あらすじ

モノを最小限に減らすミニマリストという生き方。常識にとらわれない豊かな暮らし。

感想・レビュー・書評

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  • ・今日の神経ネットワークは、刺激の差を検出する仕組み。
    かつてどうしても手に入れたいと願い手に入れたもの。そのものに満足し、続けられないのはこの差がないと神経が判断してしまうからだ。刺激の山を検出できないから慣れて当たり前になって、最後はそのもの自体に飽きていく。p68

    ・助け合う人々を見るだけでも、エンドルフィンが脳内で分泌される。
    ものがなくても、幸せを感じられる仕組みが人にはしっかり整っている。p265

    ・汚れてもいない皿を洗おうとしない。デール・カーネギー「道は開ける」
    今日1日で洗わなければいけない皿は1日分だけ。明日の皿を洗うことや、明後日の皿1年分の皿を洗うことまで考え始めると誰でも嫌になり不安になり、今日の皿洗いすらおぼつかなくなってしまう。
    将来の失業、結婚子供を持つこと、歳をとり病気になること、孤独死、これは未来の汚れてもいない皿のこと。p268

    ・感謝だけが「飽き」に対抗することができる。

    読みやすく、また読みたいと思う一冊だった。

  • ミニマリスト▶︎本当に必要なもののためにものを減らす。

    物▶︎慣れ▶︎当たり前▶︎飽き
    ・刺激の差
    ・捨てる▶︎失う❌得るまる○
    熱く語れる物買い直す。
    永遠の今を大切にし、ピンチで悩む。

    物事を肯定的に。
    幸せはなるものでなく、感じるもの!
    時間の豊かさが幸せ!

  • とても面白かった!また繰り返し読みたい本。
    モノを手放す、シンプルなことのように思うが奥深い。習慣が変わり人生が変わっていくのだろうと思った。著作者佐々木さんの言葉選びが面白くて笑える箇所も好きなポイント^^

  • ミニマリスト本はいろいろ読んでいますがこの本が元祖にして一番ではないかと思います。幸せは行動で40%も決まるのなら普段からの行動を変える他ないと思います。刺激の差にいつか慣れてしまうし、その上限が決まっているなら、感謝をして幸せホルモンを出すという理屈は他の本でもよく出てくる内容ですが、わかりやすかったです。

  • 「心がときめくものも捨てる!」というのが笑った。

    そもそもは部屋が散らかってきたので、読んでみた。
    読む前には

    「今あるものを捨てる」
    「新しいものを買わない」

    だけのことをどうやって一冊の本にするのかな?と思ってたのだけど、心構えとか著者の経験などを書いていて、ミニマリストというのは主義なんだなというのがわかって面白かった。

    ミニマリストの対極の人としてモノで自分の価値を感じさせる人の例として
    「運転手にドアを開けさせ車から降り、何人も部下を引き連れながら肩で風を起きって歩く。サングラスに金のアクセサリーで周りを威嚇しながら歩く。
    「どうだ、自分にはこれだけの価値があるのだ!気をつけろ!」
    ここまでわかりやすくなくても、あらゆる行為の根底にそれはある。」

    というのがなんだか納得だった。

    メルカリでもっと売って整理しようと思ったのと、意味あるのかな?と思っていた瞑想をまた始めようと思ったのが変わった点。
    でも、読んだそばからレコード買っちゃったので、あまり響いてない気もします。

  •  子育てをしていて、おもちゃ・服やら増えていくばかり、、。汚い部屋に、子どものお世話。進まない家事にイライラしてました。しかし、この本を読み、そもそも物がなければ掃除は楽という考えに共感し、少しずつですが減らしてきています。ミニマリストにはなれないと思いますが、考えた方や実践を取り入れ、自分にあった生活スタイルを確立していこうと思います^ - ^

  • 数年ぶりの再読です。たくさんの発見があって面白かったです。この本の良い所は三つあると思っています。
    モノを捨てる時の基準を具体的に55個も提示してくれているところ、モノを処分した後でどう変わったのかが記されているところ、所々に偉人の名言が散りばめられているところがいいなと思いました。
    本作を読んだあと、清々しさを感じました。実際に今あるモノを処分するという行動に繋がってとても良かったです。
    自分も、モノを少なくして残ったモノそれぞれに感謝する生活をしていきたいです。

  • めちゃくちゃおもしろかった。
    最近バタバタ忙しく、きちんと整理をする時間がなくて、頭がつかれていた。
    この本を読んで、どんどん物を手放していくと、空間が生まれると同時に、頭の中にも隙間が生まれる感覚があった。
    絶対に捨てたくないと思ったものが、自分の大切な物であり、大切なものに囲まれる毎日はきっと楽しい。

    読了後1ヶ月後、家中がきれいになり、大好きと思えるものに囲まれる生活を味わっている。
    この本まじすごい

    行動につながった珠玉の一冊
    S+

  • 時間ができる、思考が変わる、といったところは、そうだな。と思う。結局のところ、自己肯定感を得ながら、どう人生を生きるか、という話で、その一つの方法論かな。

  • 作者の自己満足&精神論を書いた本

    定量的なデータはほぼなく、有名人の逸話の転載か作者の経験の記述のみで学ぶことはほとんどなかった。
    ミニマリストの超入門書としてはよいかも

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著者プロフィール

佐々木典士(ささき・ふみお)
作家、編集者、ミニマリスト。1979年生まれ。香川県出身。早稲田大学教育学部卒。出版社3社を経て独立。クリエイティブディレクターの沼畑直樹とともに『Minimal&ism』を開設。ミニマリズムを紹介した初の著書『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(ワニブックス、ちくま文庫)は海外25カ国語に翻訳されて、世界累計60万部のベストセラー。

「2022年 『ぼくたちは習慣で、できている。増補版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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