雲ができるまで

著者 :
  • ブルースインターアクションズ
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本棚登録 : 68
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860200138

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  • 暮らしとセンス。
    海辺の生活にあこがれる。

  • 心地よくなれる、1冊。

  • 寝る前にベッドの中で読んで、ねむる前になんとなく落ち着く一冊。
    いろんな生活があって、楽しい様子もつらいこともあるけれど、さらさらとしていて、時間が解決してくれるよと言ってくれているよう

  • うらやましい世界。

  • 編集者でもあり美術作家でもある著者のエッセイのような短編集だ。
    葉山で数年間やっていたサンライトギャラリーと、その周辺の人物をもとに、実話のような創作のような曖昧な印象の物語が綴られる。
    ストーリーよりも、その合間に垣間見える人生に対するスタンスみたいなものがいいな、と思った。実際に自分にはできないだろうけど、生産性に囚われない生き方のサンプルブックみたいだ。

  • 自分の生活や意思に対して自分がどう客観的に対応しているかを考えること。それが美術・・・氏の考え方に共鳴する。

  • 葉山のサンライトギャラリーを取り巻く素敵な人々のおしゃれなエッセイ。雑貨や料理が好きな人はおすすめです。

  • コーヒーと一緒にちびちび味わいたい作品。実際にあるイベントで彼の話を聞いたけど、魅力的な人だったなぁ

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著者プロフィール

美術作家。1951年東京生まれ。1970年なかごろより写真、ビデオ、ドローイング、インスタレーションなどによる作品を発表。80年代は『BRUTUS』(マガジンハウス)などの編集に関わりながら作品を発表した。1992年、神奈川県の海辺の町に転居。92年から96年、葉山で生活に根ざしたアートを提唱する「サンライト・ギャラリー」を運営。99年には「サンライト・ラボ」を設立し雑誌『12 water stories magazine』を創刊(9号まで刊行)、2003年には「WINDCHIME BOOKS」を立ち上げ、詩集やエッセイ集を出版した。自分でも旺盛な創作をする一方で、各地でポエトリーリーディングの会やワークショップを開催、「誰にでも表現はできる」とたくさんの人を励まし続けた。ワークショップからはいくつものフリーペーパーや雑誌が生まれ、詩人、作家、写真家、フラワーアーティスト、音楽家、自らの表現として珈琲焙煎、古書店、雑貨店やカフェ、ギャラリーをはじめる人などが永井さんのもとから巣立ち、いまもさまざまな実験を続けている。
2011年4月12日に永眠、59歳だった。
2019年、『永井宏 散文集 サンライト』(夏葉社)、復刻版『マーキュリー・シティ』(ミルブックス)、2020年『愉快のしるし』、2022年『雲ができるまで』(信陽堂)が相次いで刊行され、リアルタイムでの活動を知らない新しい読者を獲得している。

「2023年 『夏みかんの午後』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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