- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861340208
感想・レビュー・書評
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別れ話が煮詰まっている慎一は隣の席に座っている初対面の男をダシにして何とか話しを終わらせた。かなり自分好みの男が礼を言う慎一を上の部屋に誘ってきたので行きずりでもいいかと誘いにのった。
その男・義崇のHは濃厚ですごくて良いように泣かされてしまう。
なのに、彼は実ははとこという親戚で7才も下で。
書き下ろし『冗談じゃない』では、初めて抱き合ってから半年後。はとことして何もない生活の慎一の焦れながら、とはいえ親戚の年下に手を出すわけにはいかないというジレンマ、既に心も傾いているものの、認めるわけにはいかず、という気持ちが書かれている。
Hシーンももちろん濃厚。
慎一の手のひらから指の付け根が弱くて感じる、というのがエロい。
冬乃郁也先生のイラスト。
冬乃先生の受けが綺麗で可愛いのよね。 -
大学生×ショップ店員、というよりはとこ同士が重点?
10歳ではとこに初恋して7年かけて理想の男に成長して…って義嵩がんばりすぎw
慎一の行動というか考え方は「大人」としてはよくある感じだよな~と。それまでに作り上げた「自分」があるから簡単に他人を受け入れて自分を預けたり出来ない、というか。まあ、若者のパワーに押し切られるわけだけど。
途中、慎一の回想で出てきた下がった眉毛のアイドルと歌謡曲って、工藤静香のFU-JI-TSUじゃないかな?と分かったというか思った私は歳か…?いや、でも、さすがに「不実」の意味も分からない年頃に聞いたことあるだけなはずなんだ、と言い訳を…w -
文庫版からこのノベルズに入りました。文庫版に挿入される本文イラストとイラストレーターさんによるかきおろし漫画の違いに楽しみました。シーン的には文庫版と殆ど同じでしたので本文に対するコメントはありません。ただ文庫版に入っている話がこちらには入っていないので、義崇ファンは文庫版のほうが楽しめるはず。
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アパレル系のブランド店員の慎一は、独占欲が強く浮気癖のある羽賀との別れ話が拗れ、つい近くにいた男をあて馬にする。無事に別れる事が出来た慎一は、その男・義崇からの誘いに応じるが、想像以上に彼は凄くて、蕩ろけてしまい散々鳴かされる。しかし事が終ってしまうと途端につれない彼に傷つく慎一だが実は小さい頃に会ったっきりのはとこだと判り…。