寄せが見える本 〈基礎編〉 (最強将棋レクチャーブックス (1))
- 浅川書房 (2004年4月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861370021
感想・レビュー・書評
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名著。何度でも読み返したい。
(初級〜中級者向け)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2回目 あと数回読んでマスター出来るといいなぁ
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終盤の寄せの教科書.
「王手は追う手」と言われ,単に王手をかけているだけでは中々相手玉を追いつめることはできない.
その基本を,非常に詳しい解説によって学ぶことが出来る.
級位者がやりがちな失敗も「なぜ失敗なのか」という所から解説されているので非常に勉強になると思う.
ただ解説が豊富な代わりに問題数は少ないので,この一冊を覚えたら「寄せの手筋200」のような問題集に進むのが良いと思う. -
後手の凌ぎ・粘りについて丁寧な説明があるのがよい。私のような初心者向き。
詰将棋にはパズル性の面白さがあるが、寄せは意外性の面白さがある。さらに寄せは詰将棋より実践的であるようにも思う。
各章の頭にある練習問題をしっかり考える(手を読む)のを繰り返すことで、寄せの力をつけたい。 -
良書。終盤力強化にもってこい。終盤の魔術師のわかりやすい解説付きだし、段位取得したければ不可欠。
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必至の教科書
実戦では詰みよりも受けなし(必至)に追い込んで勝つことのほうが多いです。この本の素晴らしいところは、解説が圧倒的に詳しいことです。相手の応手を全て読んでくれるので納得感が半端ないのです。まさに必至の教科書決定版です。
ただ、基礎編となっていますが、読みこなすには5手詰めくらいは解ける力が必要です。 -
終盤力強化に強い人が必ず勧める本です。
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2008/03/15 こんなに素晴らしい本を買っていたのをすっかり忘れていた。読むとすぐ眠たくなってしまうのが悩み。
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本書は、『必至』について解説した問題集です。
http://ameblo.jp/shougi/entry-10002638570.html
よくあるただの問題集ではなく、その解答に至るまでの解説が詳細なのが売りです。(たぶん)
私自身、終盤が弱い弱いと師匠に言われ続けていたのですが、この本をそれこそ必死で一ヶ月あまり読み続け、その結果「たまに鋭い終盤だね。」と、ちょっと褒めてもらったのが印象に残る本です。
あくまで「たまに」ですが。
そんな、初段前後で終盤でどうも有利なはずなのに逆転されることが多い人や、無駄な王手で詰むものも詰まなくする事が週に一度はある人にお勧めな本です。