- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863110090
感想・レビュー・書評
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マキメ氏、やっぱり面白い!心の中にまかれた種が随分後に芽を出し、それからまたかなり後花を咲かせる。あるよねぇ、うんうん。実は随分行動派なのだ、ということもよくわかりました。そしてそれが後々の作品に反映されていたりして、なるほどねぇ、と思ったり。エッセイも日常のことや気持ちをそのまま書くだけではなくて(そこもたいそう面白かったりするんだけど)、そこから空想したり心がただよっていく世界を書いていたりして、マキメ氏らしい。表紙のイラストもうまく描かれているなぁ、と感心!次のエッセイも楽しみだ♪(あっ、もちろん作品も!)
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素敵なユーモアのある文章を書く人だなぁと実感。
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エッセイ。ちょっと世界観の違うおもしろさ。
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万城目学氏初のエッセイ
まずは表紙にて森見氏のお友達パンチを確認
やはりお互い京大生同士、どこか似た匂いがするのだろうか(笑)
●万博公園に出現したオレンジ色の巨大怪鳥とは!?
●係長から「マキメっち」と呼ばれるとき
●「この世に存在するはずのない曲」への想い
●負のカリスマ「御器齧り」との仁義なき戦い
●「オリーブの首飾り」を聞く小さな歓び
●カッパドキアで魅惑のハマムを……!?
●京都市が極秘裏に実行している防災計画について
●モンゴルで夢見たエコで優雅な遊牧民生活……
作家になったきっかけや大学を卒業して会社勤めをしていた頃の
エピソード、幼少期に見た不思議なものや、ごきぶりさんとの
仁義なき戦い、鴨川ホルモーや鹿男の誕生秘話、海外への旅行の
話、ユニークな思考の万城目さんがなんだかかわいく見えて
クスクス笑いながら読めた。
特に私のツボにはなりまくったのが木曜5限・地理公民
いったいこの人は何を考えて生きているのか知らないが
どうにもこうにも柔らかい頭を持っているのだろうな、と
そんな風に感じたエッセイ。
だからオニが出てきたり鹿がしゃべったりする話も書けるわけだな。
大阪の本屋で万城目さんの本についていたポップが笑える
「三分の一までガマン!あとは一気にいけます!」
東京ではまずお目にかかることのない、素直すぎるコメントだそうだ。 -
万城目さんのほんわかエッセイ。
読みながら、クスっとしてしまいます。 -
フェルメールの光が!
めっちゃ面白い! -
「鹿男あをによし」
「鴨川ホルモー」
彼の著作で見られる数々の奇抜な設定。それが生み出されるに至った原点はどこにあるのか。学生時代のことなどがエッセイとしてつづられる。
(2008年4月読了) -
小説の方が好き