- Amazon.co.jp ・本 (486ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863322080
感想・レビュー・書評
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世界史をある程度知らないとこの話しには付いて行かれない・・・とは思いますが、知らなくてもまるっきりフィクションとして読んでもいいのかな、
此処まで来れば。
いよいよ、内容が深まってきました。
まだまだ続く?と聞いてましたが、訳されているのは4巻までですね。
気になる!
気になるって言えば、映画化されたら2時間でおさまるのかが気になる。
気になる!もっと気になるといえば、あの謎の人物、気になる!!!
旅はまだまだ続きます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
勇猛果敢にして心優しき竜テメレアは、固い絆で結ばれた担い手ローレンスのため、ふたたび英国へ戻り、対仏戦争の戦力とならんとする。しかし、孵化直前のドラゴンの卵を受け取るため、一刻も早くオスマン帝国へゆけという密命がくだる。オアシスをたどり、イスタンブールを目指すテメレア一行に、不穏な影が…宿敵ナポレオンの奸計が、漆黒の翼に忍び寄る。
(BOOKデータベースより)
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まさに波瀾万丈な旅路。
私だったら確実に心が折れてるな…。
やっぱり一巻のときのようなテメレア⇔ローレンスの絆へのときめきは減ってしまったけれど、彼らがどんな答えにたどり着くのかは興味深いです。
あとは、リエンが怖い…。
対リエンだと、テメレアがまだ2歳だと実感する。
グランビーの竜も決まり、良かったね。
理想通りの出会いにはならなかったようだけど、それを受け入れる度量ができたのはローレンスの下でテメレアのクルーを務めあげたからこそ、だよね?
初期の彼なら受け入れられなかった気がするし…。 -
テレメアとローレンスが、イギリスを目指して旅するけど、怪しげな案内人が出てきたり、フランスとプロシアの戦闘に巻き込まれたりとハラハラの連続。
リエンの復讐心とナポレオンの戦略が絡まってピンチが続くけど、野生ドラゴンたちの活躍もあって切り抜ける。
さっさとイギリスへ帰ればいいのに、律儀な二人⁉️次回こそ、イギリスで仲間たちと闘えるといいのに。おチビドラゴンも楽しみ -
マカオからイスタンブールへ。野生ドラゴンやら火吹きの仔ドラゴンやら登場ドラゴンも盛り沢山
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新しい命令書を受け、陸路でイスタンブールへ向かうローレンス。
ナポレオンを見かけたり、実際の戦争との相違も楽しめる。1巻めを読んだときの興奮を思い出した。
新しい登場人物・サルカイが魅力的。 -
ヨンシン皇子の密やかな埋葬の後、ローレンスとテメレアにもたらされたのは「オスマン帝国よりドラゴンの卵を受け取り、英国まで持ち帰る」という指令だった。
広大なユーラシア大陸を陸路横断するという過酷な旅。
謎めいた案内人・サルカイの存在。
ヒマラヤ山脈を根城とする、野生のドラゴンとの接触。
復讐に燃えるリエンのフランス行。
イスタンブールでの足止め監禁と逃亡。
思いがけず参入することとなった、イエナ・アウエルシュタットの戦い。
英国に戻るために、ローレンス一行が出会う苦難に次ぐ苦難の数々。
これでもか、これでもかと相次ぐもんで、読んでてハラハラさせられました。
今回は、どこか陰のある男・サルカイさんにちょっと惹かれてしまいました。イスタンブールのご令嬢と、何やらロマンスがあった模様。そのあたり、もう一回書きこんでほしいなぁ。
英国に同行するとしたら、彼はどんな立場に追いやられるのか(←苦しい立場になるのは大方予想されるので)次巻はそのあたりも気になるところ。(あ、プロイセンの方々もどうなるんでしょうね~?「英国、楽しすギルぜ~」とかいう人はいないと思うけどww)
あとニューフェイスどころでは、火噴きドラゴン・イスキエルカが今後人気をさらっていきそうな感じですね。
あの生意気な口調がたまらんです。
リエンとナポレオンのタッグは強力だけど、こうやって新たな仲間もできつつあることだし、早いとこ英国の地を踏んで、国力強化に努めてほしいものです。
(なにせ今回負け戦ばっかりだったからさ) -
まさか大陸横断するとは。そんでリエンが復讐の鬼になってた。いったいどうなるやら…。早く!続き!!
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テメレアが率直にドラゴンとしての権利を求めていることに対し
できる限り誠実でありたいと思いつつ、自国や人間の利益を考えると
手放しでは応援できないローレンス。
ローレンスの人柄やキャプテンとしての有り方など、かっこいいです。
成長してきて可愛げがなくなってきたテメレアですが
仔ドラゴンに対する態度がちょっと可愛い。
史実のナポレオン戦争と上手い具合に絡んできて
スケールがどんどん大きくなってきました。
続きが気になります。 -
ドラゴンと少年という組み合わせの物語は数多くあるけれど、大人の乗り手とドラゴンを組み合わせたところが、このシリーズの面白さの一つ。
そして、ナポレオン戦争時代に、もし空軍があったなら、それも飛行機ではなくてドラゴンの部隊が、という設定の妙。
今回の対プロシア戦において、ドラゴン部隊に対するナポレオンの斬新な采配振りが一部明かされていて、今後への興味がますますかきたてられる。かのドラゴンとの因縁もまだまだ持ち越されるようだし。
孤高の人サルコイ、向こう気の強いおちびドラゴンの誕生など、またまた
興味深い脇役が登場して、次回作も楽しみ。
グランビー、すでにメロメロ状態なんだもの。
Black Powder War by Naomi Novik -
6月8日読了。
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オスマン帝国へ陸路ドラゴンの卵を受け取りに行くことになった、ロレンスとテメレア一行。案内人サルカイを信じきれず、中国の白い龍リエンの復讐も恐れながらやっとオスマン帝国に着いてみれば、卵は渡せないと言われる。オスマン帝国から逃げ出し、プロイセンで対フランス戦に参加。リエンはナポレオンに付いて、テメレア達をねらう。
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少々負け戦に付き合う話が長い気がする。どうせ次の遠征で、ナポレオンは負けるんだから、さっさとイギリス帰れば〜と思ってしまった。
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楽しみにしてたテメレア戦記の第三弾。
陸路、オスマン帝国へ卵を受け取りに行くことになったテメレア一行。オアシスを辿りインスタンブールを目指すテメレア一行だったが、オスマン帝国で待っていたのは・・・。
今回描かれるのはイスタンブールへの旅と、勢力を広げるフランスとの戦い。新たな出会いと、リエンというライバルの登場。今後に向けてさらに楽しみになってくる一冊です。4巻では遂に英仏の戦いが激化しそうな勢いです。 -
中国での騒動をなんとか乗り越えたローレンスのもとに、一通の令状が届く。
オスマン帝国から購入するドラゴンの卵を手に入れ英国に帰還するという任務のために、ローレンス一行はシルクロードを西へと向かう。遠く故郷を離れ満足な情報もないまま、ローレンスはひたすら任務の遂行を目指す。
ドラゴンの自由について理想をもつテレメアはいたいけで愛らしく、時に小生意気で微笑ましい。
オスマン帝国の不可解な態度、一層の勢力を誇るナポレオン軍との戦い、息をつく間もなく物語は展開し、わくわくしてくる。新しい仲間も増え、早くも続きが楽しみでならない。 -
中国からの帰路で起こる様々な困難と仲間の死。
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故国への思いを馳せながら、命によりイスタンブールへと向かうテメレアとローレンスたち。彼らは火を噴くカジリク種の卵を受け取る任を受け、シルクロードをトルコへと過酷な旅を続ける。しかしイスタンブールで彼らを待ち受けていたのは…。中国でドラゴンの権利に目覚めたテメレア。ローレンスもテメレアのドラゴン権を守りたいが、戦時下の彼にとっては国のために闘うことが第一。ジレンマに悩む生真面目ローレンスと相変わらずお茶目なテメレアです。ますます波乱のテメレア戦記。次巻はまた1年後でしょうか。(原書はこの夏には6巻目が出るそうです)
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2010年1月13日読了
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理論ばかり先立ってきた気がするテメレア。健気な様子が好きだったんだけどな…。