“It”と呼ばれた子 (幼年期) (ヴィレッジブックス N ヘ 1-1)

  • フリュー
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感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863326590

感想・レビュー・書評

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  • これほどまでにかわいそうな出来事は今まで聞いたこともなかった。
    この主人公は母親の虐待からよく耐えたなとおもった。

  • 実際にあった虐待を受けた本人が書いた物語です。読んでいて虐待を受けていた主人公がとてもかわいそうに思いました。虐待は絶対にしてはいけないことだと思うし周りもどうして助けてあげないんだろうと思った。でも一番かわいそうだと思ったのは自分のしていることの重大さと愚かさにきずいていない虐待をしている親だと思いました。

  • ノンフィクションの小説で、母親に虐待されてそれでも強く生きていこうとする話

  • 初めて読んだ活字本がこれ。文庫本を読めばオトナっぽくなれる、なんかかっちょいいと思い、ブックオフで選んだ一冊がこれ。衝撃的過ぎた。それまでは、キャプテン翼とかリーダーたけししか読んでなかったから。活字本スゲェ過ぎる。。と思った

  • この本は、著者が小学校に在籍していた際
    母親から受けた児童虐待の模様を記したノンフィクションである。

    母親に食事をろくに与えてもらえず、奴隷のように働かされ、
    毒ガスを充満させた風呂に閉じ込められ、
    ナイフで腹を刺されているにも関わらず皿洗いを命じられ、
    コンロの火で腕を焼かれ、
    赤ちゃんのおむつについた汚物を食えと強要される。

    父親は最初、著者をかばっていたが
    最後には母親と離婚、著者を見捨てることになり
    結果として彼は父親を母親同様、ひどく憎む。

    まだあと2冊分ストーリーが残っているが
    今のところの感想としては、自分が抱えている悩みなんて
    こんな児童虐待にあった子供が抱えるものに比べたら
    とってもちっちゃくて、ちっちゃすぎて、
    ほんとにどうでもいいことだ、と思ったこと。

    あと、母親から理由もなく虐待されることの恐怖。
    虐待を描写する文章を読むときに背筋に走る悪寒。
    本作中の父親のように、「見て見ぬふりをする」行動が
    当事者にどれだけの怒りを与えているか、ということ。

  • なんか突然、優しかった母が豹変し、兄弟の中でデイブだけを
    こっぴどく虐待し続け、父親も実質助けてあげられなかったがしかし
    公的機関により、保護されるシーンから始まる。

  • 記憶なし

  • 此れは著者デイヴ・ペルザー自身が受けた、カリフォルニア州史上ワースト3を記録する児童虐待のストーリーです。
    幼少期から始まり三部作で構成され、此れは一部の物語です。
    ストーリーはプロローグの警察に救出された場面から始まり、そこから虐待を受けていなかった時期、虐待を受けた時期…と続きます。
    読み手としては救出された下りは最後にあった方が分かりやすいのでは、というのが正直な感想です。
    最後に児童虐待についてデイヴ自身が述べている文章がありますが、
    〉被害者となった子供は、とても乗り越える見込みなどなさそうな状況にあっても、最後には打ち勝って見事に生き抜く事が出来るのだ
    と記載されている部分で「生き抜く=全てが解決する訳ではない」ということなのでは?と気になりました。
    それはこの文章の前に虐待された人間は成長すると問題行動が多く見られると書いてある為余計そう感じさせられたのだと思います。
    これを読み、著者が今生きている事はとても奇跡的な事であるし、残酷な過去を此処まで明瞭に書けるのはとても驚きです。
    また、著者デイヴは解離性人格障害ではありませんが、虐待を受けた子供が現実から目を逸らす為に新たな人格を形成するというメカニズムが、彼の文章を読むと大変分かりやすいと思います。

    しかしあまりに内容が残酷な為、二部・三部は読みきれるか自信がありません。
    しかし児童虐待等に対して改めて関心が持てる良い機会でした。

  • 子供に対する親の虐待のすさまじさを描いた作品です。ほんとに普通では考えられないようなことを平気でする親の神経が信じられませんでした。
    今後こどもを作る予定のある人にはぜひ読んでいただきたい作品です。

  • きついよ〜

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