ダブルミンツ (EDGE COMIX)

著者 : 中村明日美子

• 茜新社 (2009年7月24日発売)

感想・レビュー・書評

[タカナシさんの感想 · 2013年1月2日]

既出の中村先生の作品で一番好きな作品です。
特に表題作がたまらなかった。
漢字は違うが同じ読みの名前をもつ二人の男の上下関係と依存の話。雰囲気で悟らせることが多い作品を描かれる先生にしてはわかりやすいストーリーでストーリーの痛さを別にすればかなり読みやすいと思います。
好みを分けるこの作品の読みどころであるピンと張った糸のような鋭い痛さに関して言うと、オブラートに包んだりされておらず、始終緩むことがありません。手玉に取っているようで、手玉に取られている感じと、人を好きになる理由と同じくらいわからないもう1人のみつおに対するみつおの犬のような従順さと人ならではの下心、痛さが心地いい作品です。
そして、ガリガリの男の描き方が本当に私の好みで、特に脚に興奮しました。先生、ありがとうございます！

[まつみさんの感想 · 2012年12月7日]

桃はエロティック。

[sankobuさんの感想 · 2012年11月22日]

依存。ものっそい依存関係、なんだけどこれはもう「この二人の関係」としか言えない感じに震えた。ほんと目がゾクゾクするなあ

[n0303003さんの感想 · 2012年11月10日]

共依存たまらないです

[yamaitsuさんの感想 · 2012年11月6日]

ＢＬ系のコミックスだけど、「同級生」シリーズのライトなノリと違って中村明日美子の本領発揮な感じの作品です。同姓同名の二人の人物の歪んだ愛情（というか依存関係）にプラトンの愛慕の説をからめた力作。

[ちゃんさりさんの感想 · 2012年10月24日]

あすみんワールド大好きだけどこの作品は苦手。なんでだろ。

[omikuさんの感想 · 2012年10月21日]

【このBLがやばい！ 2010年 2位】
中村さんのコミック２冊目読み。
同姓同名の男２人のお話。片方はチンピラでもう片方はその男に心酔してる男。
萌えとかは無かったんだけど、面白いお話でした。
表題作よりも最後の短編が好きでした。これも題材が面白い。
すごい作家さんだなぁ。漫画家さんってよりも芸術家さんっていう表現のほうが近いような感覚。

[honnou303さん · 2012/10/28]

すごく好きな作品です！わかります！中村明日美子さん独特な描写にひかれるというか...(´；ω；`)

[tsurugiさんの感想 · 2012年10月4日]

片割れというか半身というか…そいつでなきゃいけない、ていう二人にしか分からない世界に悶える。魂の共犯者、すごく良かった。

[hagecchi55さんの感想 · 2012年10月1日]

相変わらずいい喉仏をかく漫画家さんだお

[ゆ棚さんの感想 · 2012年9月16日]

おもしろかった…ような

著者プロフィール

二〇〇〇年に「コーヒー砂糖いり恋する窓辺」でデビュー。爽やかな青春物語からボーイズラブ、官能的な物語まで、多岐にわたる世界観で読者を魅了する。著書に『同級生』シリーズ、『薫りの継承』『あの日、制服で』などがある。

「2021年 『谷崎マンガ 変態アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」