the way I am (EDGE COMIX)

著者 :
  • 茜新社
3.92
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本棚登録 : 178
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863493063

感想・レビュー・書評

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  • ほんわかした、細い線で描かれる絵柄なのに、ところどころに怖い表情が挟みこまれるこの違和感と言うか恐ろしさと言うのが物凄い癖になる。自分の飼っている猫のマルがいなくなって、その身代わりの様に自分の前に現れた猫柳に「猫耳」がついてる様に見える、と言う辺りも本当は怖い…猫柳先輩と喋ったー、朝から楽しかった~、と友人に惚気る鈴木の顔も32Pの顔なんてホント怖い。45Pの、口が開きっぱなしだと指摘されてキリっとする顔とか、この作家さんは線一つで色んな表情を描き分けてしまう…なので、一見、何事も起きてない様に見えるお話が、こんなにも怖いな、と感じてしまうんだろう。怖いと言うのは、こんなに多くはない線一つで起伏を読み取らせてしまう、と言う意味もある。逆に、この一見頼りなさげに見える線の読み取り方法を会得しないと面白いかどうかも解らないと言う作家さんでもある。歯の描写が独特である。

  • 独特の世界観なので、好みは分かれるかもしれません。同人時代のお話を一作だけ読んだことがあったので、こうやって再会できて嬉しいです。

  • 2013/03/07
    【やや好き】猫好き:鈴木と猫耳はえた(鈴木限定で見える)先輩:猫柳。 鈴木に懐かれているうちに絆されてしまう話。 鈴木の自己完結な性格が鬱陶しくもあり可愛くもあり憎たらしくもあり、一言で言ってみれば面倒くさいヤツ(笑) 猫柳の方が常識的で普通、好かれたから好き返したいが始まりなんだろうな。 独特な間と会話があるので途中よく解らんところもあるにはあるが雰囲気はほのぼの系、ふわふわしているようで意外と地に足が着いているところが良かった。

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