- Amazon.co.jp ・本 (91ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863720084
感想・レビュー・書評
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ネッツ関西/レターズの小林真美が装丁・イラスト・DTPを全頁担当しました。
2009年11月15日初版発行以来、大好評のうちに増刷を重ね、2010年4月30日現在第4刷好評発売中です。
同じ日本語でも、ろう者と聴者でその意味のとらえ方が違うということを取り上げた本ですが、
日本語の不思議や面白さが満載で、日本語と手話の新たな魅力が発見できる画期的な本です!
読み物としても気軽に楽しめる内容になっています。
■本文3色、イラスト多数
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ろう者と聴者の、言葉遣いや振る舞いの違い。
それはお互いがこう認識していて、これだけずれているからだ!
と、簡潔明瞭に書かれている本です。
聞こえる自分としては、「聴者は…だ」と例えられている部分で反発がない訳ではありませんが。
この本に書かれていることが全て正しいかどうかは別として、ろう文化を知りたい人のための入門書にもなるのではないでしょうか。
「ろう者にとって理解しにくいのは、「お昼にする」=食事なのに、「朝にする」・「夜にする」=食事とはならないこと。日本語は不思議ですね。(p76) -
日本語のあいまいな表現だと、間違えの元になってしまうと思った。
手話も文字も、はっきりと!特に時間は気をつけます。 -
当事者として読んでみたが、わざわざ借りなくてもいいかなと感じた。「聞こえる側にとってはショックを受けるけど、これはこうこういう文化なんです」などとつらつら書いてあるけど、キコエナイ側からしたら「はぁ…ソウデスネ」ボランティア精神から手話を学び始めたけどキコエナイ人たちの言い回しにショックを受けた、という人向けかな。
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これは興味深かったです。
「悪くない」が最高レベルの良い評価だなんて。。。
関西の元気が伝わってくる内容です。
ただ、手話覚えはじめの私としては、手話表現の併記も欲しかった。 -
約90ページ。合間合間につまみ読みして、気がついたら読み終わっていました。各ポイントに「なるほど~」とうならされましたが、たぶんしばらくしたら忘れてしまうんだろうな私は……。時々読み直して、身につけていきたいと思います。
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ろう者は「参加」(出席の意思50%)と「出席」(出席の意志100%)を厳密に使い分けているとか、手話で「黒っぽい」というのは「黒一面」のことなので、手話で「表紙が黒っぽいノートを持ってきて」と頼まれたとき、「ダークネイビー」や「濃い紺色」のノートを持って行ったのでは徒労になるとか、へえええと思うことが目白押しです。
同じ国で使っている口語と手話だけど、手話通訳とは異言語だからこその呼称なのですね。日本手話は日本語によく似た別の言語と心得て、違いに注意しないといけないんだなと思いました。-
2014/03/14
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「トリセツ」とは、取扱説明書のことです。
この本は、ろう者と聴者の言葉のズレを解説した取扱い説明書なのです。
同じ言葉でも、ろう者と聴者では、とらえ方、受け止め方、使い方が違うんですね~。
そうそうそう!と思うところもあれば、へ~、そうなんだぁ!と初めて知ることもあり、ページ数も少なく、イラストも多いので、さらっと読めます。
手話を勉強している人、ろう者と接する機会が多い人は一度読んでみるといいかと思います。参考になります -
題名通り、取り説だった。しかし、それ以上のエピソードを期待していたので、少しがっかり。そう言う本、探しているのですが…。
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ろう者が何気なく使う表現が、聴者にとっては違う意味になる場合がある事を分かりやすく教えてくれている。
絵が多く、手話初心者でもとっつき易い。
2011年4月現在第6刷が好評発売中です。
レターズ 小林真美(装丁、DTP、イラスト担当)
2011年4月現在第6刷が好評発売中です。
レターズ 小林真美(装丁、DTP、イラスト担当)