ハリー・ポッターと呪いの子 第一部、第二部 特別リハーサル版 (ハリー・ポッターシリーズ)

  • 静山社
3.86
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感想 : 277
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863893467

感想・レビュー・書評

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  • 少し読みづらいですが続編が読めて本当に嬉しかったです。
    スコーピオンがすごく良い子。

  • ハリー・ポッターシリーズの最新作であり、ハリー・ポッターと死の秘宝でのストーリーから19年後の物語。
    前作を見ていなくても読める本です。ただ前作のキャラクターを知っていると楽しく読めます。

    請求記号:932/H33

  • 驚いた。正直物語に全く期待していなかったのだが、物語の最初の2ページで既に面白い。"ページ・ターナー" だ。これは本当に予想外だった。物語もいい意味で意外なものだった。1日で読み終えてしまうほどに。
    こういった舞台脚本様式はシェイクスピアやジェイン・オースティンの若い頃の作品で読んだことがあるので違和感はなかった。誰しも案外すぐに慣れるだろうし、ハリー・ポッター・シリーズの読者なら必要最低限の描写で十分だ。不要な描写がないのですぐに読み進めることができる。表現が足りないことはなかった。――だが本当のところ、購入したのがこれほどまでに遅かったのは今までの私が脚本版ということに気後れしていたからだ。しかしこの数年の間に私はあらゆる小説を読み、意見が変わった。

  • 面白かった
    よく出来たお話

  • 図書室

  • 請求記号 932/R 78

  • 偉大で多忙なハリー・ポッターを父に持ち、出来る兄弟に挟まれ、アルバス・セブルスという二人の名前を受け継ぎ、スリザリン寮になってしまわないかと怯えながらホグワーツに入学したアルバス・セブルス・ポッター。
    ロンとハーマイオニーの娘で従兄妹のローズにやがて距離を取られながらも、1番の親友になったのはドラコ・マルフォイの息子スコーピウス。
    彼もまた虚弱な母と父が死喰い人だったことから、ヴォルデモート卿の息子ではないかと噂が絶えず、二人にとってホグワーツは軽く地獄だった。
    歩み寄ろうとする父ハリーとの関係も年を追うごとに悪化していた、4年生になったアルバスの前にセドリック・ディゴリーの係累2人が現れる。

    押収された逆転時計を魔法省が持っていると聞きつけ、セドリックの父とその姪デルフィーが息子を救って欲しいと言ってきたのだ。
    それを断る父親を見て、アルバスはハリーの栄光で生まれた犠牲や過ちを正したいと、反対するスコーピウスを無理に付き合わせ、魔法大臣ハーマイオニーの部屋から盗み出し、1994年の三校対抗試合へと時を遡る。
    セドリックを失敗させればポートキーで飛ばされ、余計な奴としてセドリックが殺されることはない。
    しかし、逆転時計の性能上滞在時間は5分だけだった。
    戻ってみると、父ハリーはスコーピウスをケンタウロスの予言の黒雲だと決めつけ二人を引き離そうと校長にまで強要し、しかもロンとハーマイオニーが結婚しなかったせいでローズの存在が消えていた。

    魔法省の仕事に追われるハリーはまたヴォルデモートの夢や傷跡の痛みの復活に恐々とする。

    焦ったアルバスは確実にセドリックを失格にし、恥をかかせる方策を取ろうと2回目、水中での人質奪還でセドリックを失格に追い込むが、戻った世界はさらに悪化。
    セドリックが死喰い人になってネビルを殺したせいで、ハリーが死亡、アルバスもいなくなり、世界はヴォルデモートが支配する暗黒世界。ミソカス扱いだった自身も女子に好意を寄せられるほど王様だったが、スコーピウスは元の世界を取り戻す為に存命していたスネイプやロン達の助けを借りて、2回の妨害を逆妨害することでなかったことにする。

    戻った2人は逆転時計を壊すことにするが、アルバスはデルフィーに惹かれていて、彼女に報告した際に奪われ、追いすがった結果1981年のハロウィンに置き去りにされてしまう。
    彼女はベラトリックス・レストレンジとヴォルデモートの娘オーグリーだった。

    ハリーになんとか居場所を伝える方法を思いつき、ドラコが隠し持っていた逆転時計で過去へ戻ったハリー、ロン両夫妻とドラコ。
    デルフィーの目的はヴォルデモートがハリーに攻撃を跳ね返されるのを防ぐことだと推測した面々は、ハリーが彼に化けておびき出してみんなでやっつけようという作戦に出るが、それは殺される自分の両親を見ているだけという辛いものだった。
    父を持たず育ったハリーは自分の至らなさを息子に正直に明かし、息子も父の境遇や気質を少し理解し、和解に至る。
    戦いの中で、今回は完全にドラコと仲間になるハリー達。

    父の名を取った一番上のジェームズのなんでも出来てちょっといじめっ子気質な感じは祖父っぽいなぁと思う。
    今回、亡くなったはずのスネイプが自分の死を知りながらもリリーの為にまた犠牲になって、残してくれる言葉が尊い。

    舞台劇の脚本だから、少し読みづらかったりするかと思ったけど、全然違和感なくすいすい読めてとても楽しかった。
    逆転時計にもそれぞれ性能があって、5分制限がなかったらかなり面倒なことになってたろうな。
    ハリーポッターシリーズで個人的に一番好きなアズカバンの囚人と同じアイテムでホグワーツの戦いから22年後を描いた本作では、パラレルワールド的な部分も楽しめて読み応えがあった。

  • 脚本って事で読みづらいかと思ったけど、やっぱり面白かった。

  • ハリーポッターの子供達の物語。
    シナリオ形式なので読みづらい。
    ハリーポッターシリーズとして期待して読まない方がいい。

  • シナリオ形式だったので、慣れるまでは読みにくかった。

    学生の頃から夢中になって読んでいたハリポタシリーズ。その続編ということて、とても気になっていた。

    ハリーはすっかりおじさんになって、親としての苦悩に共感がもてた。私自身も今では親になっているから、ハリーの気持ちがよくわかった。

    スネイプ、ドラコの、想いにも泣けた。

    物語としても、ハラハラする展開だし、パラレルワールドも面白かった。

    ところどころ、日本語訳で?というところもあったけど…。

    ぜひ、映像化されたものも見てみたい。

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著者プロフィール

J.K.ローリングは、記録的ベストセラーであり多数の賞を獲得した「ハリー・ポッター」シリーズの著者。世界中で愛読された本シリーズは、これまで累計5億部以上を売り上げ、80カ国語に翻訳された。8部作の映画は大ヒットを記録。著者は『幻の動物とその生息地』に着想を得て、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の脚本を執筆。この作品を皮切りとして、5部作の映画シリーズの公開が始まった。J.K.ローリングはまた、『ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部』の舞台も手掛けている。この作品は、2016年夏にロンドンのウェストエンドで初演され、2018年春にはブロードウェーでも上演された。2012年、J.K.ローリングはウェブサイト〈ポッターモア〉を開設。このサイトでは様々なコンテンツや記事、J.K.ローリングによる書下ろし作品を楽しむことができる。他、一般書『カジュアル・ベイカンシー 突然の空席』を執筆したほか、ロバート・ガルブレイスのペンネームで犯罪小説を発表している。これまで、大英帝国勲章、レジオンドヌール勲章、ハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞など、いくつもの賞を受賞してきた。

「2020年 『イッカボッグ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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