「最高の授業」を、世界の果てまで届けよう

著者 :
  • 飛鳥新社
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感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864102490

感想・レビュー・書評

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  • アイデアではない。
    ただひたすら「行動力」!
    その行動力を支えるのが「信念」であり、「信じる心」。
    2015年1月、「イスラム国」により、フリージャーナリスト後藤健二さんが殺害された。
    「イスラム国」も「信じる心」を推進力にしている。

  • 読み始めは子供っぽい文章で、買わなきゃよかったとまで思いましたが、より具体的な内容になると、どんどん引き込まれていきました。あまり賢いやり方ではないと思う場面はいくつもありましたが、その批判を打ち消すような破壊的な行動力に圧倒されます。He is crazy. この言葉か一番当てはまるのではないでしょうか。クレイジーな行動ってどういったものですか?その答えは税所さんの本の中にあります。

  • カタリバの新規事業で呼ぶ講演者の著作。めっちゃ面白かった。
    卒業年が同じ大学生の書いた本だとは。

    いわゆる意識の高い大学生の成功例と言って良いと思う。
    もちろん事業モデルが未完成で、これを成功と呼ぶには尚早とも考えられるが、少なくとも学生時代の過ごし方としては(7年かかったという点を差し引いても)成功していると思う。
    教育や途上国に関わる意識の高い学生なら共通して意識するだろう人や組織の名前が頻出しており、親近感を覚えるところも多かった。すずかんやROJE、藤原和博などが出てきていたので、辿れば共通の友人とかいそうではある。

    高校生に読んでもらうという観点で内容を吟味していたが、読みやすさも含めて教材として十分であるように思う。「国際」と「教育」の両方で採用しようと思う。

  • 今年上半期最もおもしろい マザーハウス の弟分的・・高校時から米倉先生の弟子なんてうらやまし

  • 『グラミン銀行を知っていますか』
    『「社会を変える」を仕事にする』
    同じ本を読んで、心動かされているのに、この行動力の差はなんだろう…

    とにかく思い立ったらやってみる、そのスピードと行動力に驚愕。

    スタートダッシュに優れた人って、時として継続性に難ありな場合があるけど、彼は事業を発展させることで結果的に継続を図っているところが素晴らしいと思う。

  • Only Oneだね。
    できないことよりもできることをまず行動する。
    そのパッションと結果は大人も理屈ではなく
    学ぶべき。

  • 税所くんの行動力には脱帽です。思い立ったら行動に移すという習慣をいかに身につけるか、いつも思い悩んでいるのですが、少しだけ影響を受ける事ができそうです。彼のこれからの活躍も目が離せません。

  • 自称おちこぼれという著者が社会起業家になっていく自伝のような本。
    バングラディシュで予備校を開くために、周りの人たちを巻き込みまくって行動していく。その行動力は圧巻。
    結果がでなかったときのへこみ方、籠り方もすごい。
    それによって大きな信頼を損ねるなど激しい人生を送っている。
    映像教育の可能性と限界について考えさせられた。

    学んだこと。
    ①とにかく行動することで何かが動き出す
    ②であった人を大切にし、目の前のことに必死で取り組むことの大切さ

  • 税所さんの講演を前に予習の意味で読みました。
    前の「前へ!前へ!前へ!」よりは、最初にワタミでの失敗談をもってくるあたり、本として構成を考えていると思います。今回は文章がメインで写真は少ないです。
    今回も今までのバングラデッシュの話もありますが、最初の失敗につながる話やルワンダやパレスチナのガザ地域での出来事が面白いです。(面白いといってはやっている本人たちに失礼ですが、いろいろハプニングは多いです。)
    でも、幾度ものハプニングにも負けずに突き進む税所さんの精神力には見習うものがあります。
    今回も、その一途な思いがぎっしり詰まっています。
    ちなみに講演は本以上に人を引き付ける話で面白かったです。

  • 「失敗」を赤裸々に話せる強さ。信頼を失って、逃げ出して…。強者ではない、いわゆる普通の人だった税所さんの武器は「行動力」だったんだなぁと。どう繋がるか分からないことでも、大きな目標を掲げてそれに向かって突き進む姿勢は、共感できた。動機なども人間臭くていい。さらに興味を持った。

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著者プロフィール

1989年東京都足立区出身。早稲田大学教育学部卒。英ロンドン大学教育研究所(IOE)準修士。19歳でバングラデシュへ。同国初の映像教育である e-Educationを創業し、最貧村から国内最高峰ダッカ大学に10年連続で合格者を輩出。同モデルは米国・世界銀行のイノベーション・コンペティションで最優秀賞を受賞し、「五大陸のドラゴン桜」と銘打って14ヵ国で活動。未承認国家ソマリランドでは暗殺予告を受けながらも、教育と起業家を育成する「日本ソマリランド大学院」を米倉誠一郎氏と創設。本書執筆当時はリクルートマーケティングパートナーズ(現リクルート)に勤務。2021年夏からは長野県小布施町に移住、新たな事業に取り組んでいる。著書に『前へ!前へ!前へ!』(木楽舎)、『未来の学校のつくりかた』(教育開発研究所)等。2011年度シチズン・オブ・ザ・イヤー受賞。2016年にはアメリカの経済誌「Forbes」のアジアを牽引する若手リーダー「Forbes 30 under30 Asia」に選出。2019年『アフリカの難民キャンプで暮らす』(小俣直彦著)に出会い、その応援団長を版元のこぶな書店に名乗り出る。

「2021年 『僕、育休いただきたいっす!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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