- Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864103466
感想・レビュー・書評
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最近、奥田先生のことを知った。
常識にとらわれない指導でさまざまな子供の問題行動を改善させ、日本各地のみならず世界各国から指導依頼を受ける国際セラピスト。「子育てブラックジャック」とも呼ばれるそう。
原作があるのですが、じっくり読む時間が取れなくてさくっと読める漫画をまずは手に取りました。
登場する子どもたちの困りごとは、よく聞く話。
なかなか解決が難しそうながら、何とも簡単に解決していくのです。
漫画からでも感じる奥田先生の研究熱心さと癖の強さ。
あとがきには、「行動の原理を応用したアプローチは、大変な切れ味をもつ刃物のようなもの」だから、すこしだけみただけで真似ができると思い込んでしまう人がいるけれど、そうではない、という内容の文言が書かれています。
1人1人違う子どもに合わせたオーダーメイドのアプローチこそ、支援者に求められるものながら、それがどれだけ難しいものかわかっているからこそ、尊敬の念を禁じ得ない。
それにしても、すごいなぁ。レベルが違いすぎて、魔法のように感じてしまう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あとがきに書かれていたが、素人がこれを真似するのは危険。奥田健次さんのカリスマ的なところに焦点が当たっていてほとんど手塚治虫のブラックジャックだった。再現性があるのだろうか?と訝しく感じたが、学べたこともあった。
・発達障害は、問題がおきなくなることは無い
・問題が起きた時にどう対応するか?しかない
・困りごとへの対応法は、専門家からアドバイスを受けて実践することが大事。自己流の対応では親子関係に亀裂が入りやすい。
・その子に合った対応法を用いれば、劇的に効果(子どもの反応行動の変化)をもたらすことができる。
・家庭内では気がつきにくいが、暴力や束縛など以外にもDVがあるので気をつける(精神的暴力:罵り、無視、人格否定など) -
最近は本当にいろいろな子がいる。というか昔からいたのだろうけれど、それに診断がつくようになってきている。とするとその子によっていろんな対応の仕方があるのだろうと思うけれど、このマンガでは先生の対応が紹介されてはいるけれど、素人ができるものではない、ということで終わり。素人にも少しは参考になるものはないのかなー。
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簡単には 理論を説明してくれるものの
深くは書いてありません
それというのも 「決して真似しないでください」
と再三書かれているのです
奥田先生は 各御家庭 各お子さんのために
カスタマイズされた方法で カウンセリングを
行っていて 誰にでも通用するわけではないのですね -
とても興味深く読めた。強度行動障害が良くなるとは知らなかった。暴力を振るう子達も変わる。
素人がタイムアウトなどを真似することは勧められていないが、先生の考え方などは日常に少しずつでも取り入れることはできると思う。
教育の現場でも、オーダーメイドという考え方がもっと広まればいいと思う。 -
この分野、この類のマンガで一番面白かった。
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あの「拝啓、アスペルガー先生」の漫画版。
行動分析学というものの輪郭を知るには良いかもしれない。
もう少し詳しく知りたいなら他の著書を読むことをおすすめします。 -
武嶌さんの漫画と言うことで読む。発達障害について分かっている事と分かっていない事など、基本的な事を知らないままだが、恐らくはある程度知っていても、疑問や納得が混在するだろう。個々のケースに何故そう対処したのか、どうやって対処を選んで行ったのか。その過程でどんな問題が発生し、どんなリスクがあったのか。ブラックボックスに隠されて、成功したケースの、その過程を省いた結果のみを見ている感じである。漫画としては面白いし、主題をあくまで、「希望がある」事のみに絞っているのも分かる。ただせめて、巻末のハウツーでは無い、個別のプログラムを構築するのだと言う点は、もっと前面に出した方が、より力のある作品になった気がする。
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レンくん
レイアくん
サトちゃん
マシモくん
トイくん -
新しくて面白かったけど、広告以上の内容はない感じ。
でもこの本の問題というよりかは、最近の広告の出し方が問題だと思う。