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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864700917
感想・レビュー・書評
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著者の本は買い続けます
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哲学関係の書籍を他にも執筆している飲茶さんのニーチェに絞った入門書。
ニーチェの書籍は読んだことがないが、「末人」「背後世界」「永劫回帰」など重要なキーワードについて一通り解説していて、この一冊で大体読んだ気になれる。
著者の学生時代の辛い体験とニーチェとの出会いを絡めていてそこにもぐっとくる物があった。
またこれは個人的なことだけど、学生時代に自分が考えていたこととこの本で解説されていたことが思わぬ一致を見せることが多々あり、少し驚くとともに、一回ちゃんと読まないとなと思わせてくれた。 -
これはズガンときた。対話形式で進むお話は、するすると頭に入ってくるし、なにより内容がおもしろい! 流石の飲茶さんである。「現代社会を生きる人への一服の清涼剤」的な意味合いではなく、「あぁ苦しい」と思う人に読んで欲しい。
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ニーチェの著作を読む際に必須の
奴隷道徳、永劫回帰、大いなる正午
などのキーワードがわかりやすく説明されている。
著者の体験も交えての話で、情熱が伝わってくる。
ニーチェの他の著作も読みたくなった。