【小説1巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第一部「兵士の娘1」

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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864723428

感想・レビュー・書評

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  • 日用品は身の回りの原料からできるんだ ☆
    記録する事って とても大変なんだなと 手間も時間もかかるものだと 気がついた
    もしかして 現代の私たちは 時の流れを逆行している ?
    スマホ使って 筆も紙もない生活に 戻ろうとしてるんじゃない!

  • 第1部 3冊、までは、テンポも良き。
    自分は、何度も第一部を読んでるよ。
    文庫版は、未読だけど、WEB版原作本篇は完結済、読破済なので、気が向いたら続き買って読もうと思う。

  • アニメを見て本を読んでみました。
    図書館では貸し出し中で借りれず購入。
    背景はアニメで見ていたのですぐ読むことが出来ましたが、主人公のなかなかな性格には少し引きました。
    まあ次は図書館にある時に読もうかな。

  • アニメがスタート。これは面白いなと手にとりました。原作も先は長くて読み切れるか心配ですが、楽しく読みました。

    異世界転生した重度の本好き主人公が、本を一から作るのに四苦八苦。という筋ですが転成した先が病弱な少女かつ、書物が広まってない時代設定というコトもあり、読んでていじらしいというか応援したくなりますね。病弱というところも伏線のようで…

    最近のアニメでは「Dr.STONE」であったり、「ソウナンですか?」であったり、一からモノを作るってのが個人的にハマってるのかもしれない。

  • 前から気になっていたけれど、アニメ化に際して読み始め。今更ながら気がついたけれど、異世界転生ものって『不思議の国のアリス』みたいなものかも。あるいは、戻ってきたときにどうなるのかを考えるなら『浦島太郎』の側面もあるか?(それだと、その後の展開が面倒くさそうなので、転生されたその時点(あるいは、そのすぐ直後に)戻ってくるのがセオリー?)現代社会で「普通」のステータスだったとしても、知識や技術が現代よりも遅れている異世界では、活躍できる、というのもセオリーか? 普通の異世界転生ものと違いそうなのは、バトルがメインじゃなさそうなところ。他にはよく知らないけれど『異世界食堂』とか?(異世界日常系?)異世界にない言葉を喋っても理解してもらえないのは、類似作ではあまり見かけない気がするけれど、リアル感を感じる。表紙をはじめ、イラストが可愛すぎる。三歩進んで二歩下がってあまり進んでいなくてじれったいけれど(それでも着実に前に進んでいて)このままわりと平坦に進んでいくのか、それとも一波乱あるのか。もう少し追いかけてみたい。

  •  少し前に、友人から面白いと薦められて気になっていた本。ようやく読むことができました。
     なんでも、秋からアニメ化されるそうですね。凄いタイミング。

     Web小説の書籍化ということで、とても長編みたいですね。最後まで読めるかな(^-^;

     最近流行の異世界転生もので、「本の虫」で司書として図書館に内定を貰っていた女子大生が、本棚と本に押し潰されて死んでしまい、本が貴重で貴族しか持っていない世界に転生するというもの。
     ここら辺の設定はかなり浅めで、取って付けた感がありますが、「現代日本の知識」を持った「本好き」が本のない世界に転生するとどうなるかというのが話の肝なので、あまり突っ込んではいけないのかな。

     とにかく、中世然とした世界の平民の中に、1人だけ現代日本人がいることの違和感。そして、そのことに気が付かない両親と、気が付いている父親の部下のオットー。
     とりあえず、2巻に向けて、彼がキーパーソンなのかなというところで、1巻はお終い。

     1巻は、そのほとんどは転生した世界の世界観を共有しよう、という内容かな、と。
     本が手に入らないのならば、本を作ればいいんだ、と奮闘する主人公マインの執念が凄いです(笑)

  • 病弱主人公やーん!(好き)
    前世の記憶があるので幼児になっても、それなりの行動と思考を求めてしまうので、最初は考え方が欲望に忠実で利己的すぎる、、と読みにくかったものの後半は徐々に落ち着いたので良かった。魔法とかでチート出来ないので色んな工夫が見れて楽しいです。長編なのは分かっているので、のんびり読んでいくぞー

  • 長い長いお話なので、とりあえず1のみ登録。
    本好きの女子大生が司書になる夢を目前に、異世界へ転生?
    紙さえない下町の虚弱な幼女となっていた。
    本に囲まれた生活を夢見て、家族、幼馴染みを巻き込んでいく。

    軽く読めるので、ちょっとした隙間時間に。
    もう少し印刷や本に偏執的な描写があるとより彼女の暴走がリアルだったかも。
    いろいろと軽すぎる展開なんだけど、家族や幼馴染みとの絡みはホロリとして、ついつい読んでる。
    フェルナンドさまのツンデレ?ぶりがだんだん可愛らしく思えてくる不思議。
    もう少し、貴族の常識がわかると彼女の非常識さがわかるのかな。貴族の概念がぼんやりして世界に入りこみづらかった。
    下克上というだけあって、どんどん話が大きくなる。
    登場人物も増え続けるので、やや混乱気味なんだけど、人物はそれぞれ魅力的なので最後まで楽しかった。

  • 軽い読み物だなーと思ったら、小説家になろう出典。本好きの現代の日本人の少女が本はおろか紙すらない時代に。あの手この手で本作りに挑む。RPGぽいゲーム要素がある感じですね。続きはいいや。

  • 幼い頃から本が大好きで本さえあればなにもいらない、夢だった司書資格も取り本に埋もれて死にたいとまで言っていた、とある女子大生が事故に巻き込まれ、見知らぬ世界で生まれ変わった。貧しい兵士の家に、病気がちな5歳の女の子、マインとして。しかしその世界では人々の識字率も低く、書物はほとんど存在しなかった…。

    確かに私も本が好きだけど「本がないなら作ってしまえ!」というマインほどの熱意があるかというと、そこまでは…すごいですね、マイン…5歳の上に体が弱いのでそれはもう茨の道なんですが、へこたれないしたくましい…

    ただ、ちょっとマインの性格が苦手…まっさらな、文化すらわからない事も多い世界で「本を作って司書になる」という目的の為に奮闘する姿を応援したくなる前に「勝手だなぁ…」という印象を持ってしまうんですよね…自分の目的の為なら人は利用するものと思っている感じがするし、体の弱いマインを支えて養ってくれている家族への感謝とかあまりないし…あと、生まれ変わる前、マインそのものの自我ってどこに行っちゃったんだろう…

    全部ふまえて読み進めたらわかっていくのかもしれないですが、続きは読まない…かな…

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著者プロフィール

香月美夜(かづき みや)
小説家。1月22日生まれ。中学2年生の頃より小説を書き始め、社会人となり結婚後、子どもの世話がひと段落してから執筆を再会。2013年より小説投稿サイト「小説家になろう」で『本好きの下剋上』を公開して人気作品となる。2015年にTOブックスより書籍化され一般誌デビュー、シリーズ化される代表作になる。同作シリーズは累計100万部を突破し、「このライトノベルがすごい! 2018&2019」2年連続第1位に輝き、テレビアニメ化も決定した。

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