【小説7巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部「神殿の巫女見習い4」
- TOブックス (2016年6月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864724920
感想・レビュー・書評
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第二部完結編。
本人の努力では回避できない、いつかはやってくるとわかってはいたこと。
それでも、やはり切なく、何度も泣けてしまう。
その大きな転換期の陰にあった思い、その後の様子などがわかって、「それから貴族街へ向かうまで」でもまた涙。
泣けるだけではなく、コミカルな要素も。
ジルヴェスターのキャラが、特異でおもしろいと思っていたので、うれしい展開。
事情が分かってみると、当時の裏話である「領主のお忍び」は、まわりの苦労っぷりがコミカルでたのしかった。
巻末おまけの4コマ漫画にも、ほのぼの。
第二部完結記念といわず、ぜひまたやってほしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一気に話が本格的に動いて、ラスト新しい人生を切り拓かざるを得なくなってしまった。。。ぼーぜん。
家族との別離でものすごく悲しい中、長い口上で紡がれる祝福に癒される。祝福が特定の個人に向けて行われたのが良かった。下手に下町の人全部⭐︎とかでなくてよかった。。。
領主が変な人ながら理解のある人でよかった。。。
とにかく続きが気になるので、一気に読みます。 -
ようやくアニメ超えました。この本が三期後半にあたると思います。
この巻でジルヴェスターの正体や、プレゼントしたネックレスの目的わかります。そして、本当に泣けます。後半以降、涙腺弱い人は電車などで読まない方が良いです。アニメ、神回になりそうだな~。
中だるみにならず、どんどん面白くなるこのシリーズは凄いです。
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2019年43冊目。新たな出会いととりあえずの別れの巻。新たな出会いは、ホントにいい人にマインは目をつけられたと思う程。これまでの懸念が一気に解消されるのだから。とりあえずの別れのシーンは読んでいて非常にグッと来るものがあり、外で読んでいてちょっと気まずい思いをした。あと、側仕えのデリアの扱いもちょっと不憫かな。立場上敵方のスパイ的役割とは言え、文章を読んでいてちょっと情が湧いてきたところだったのでここでの〇〇はちょっと悲しい。新しい立場になったマインはどんな活躍を見せるのか。引き続き読んでいきたい。
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第2部完。前巻より続く主人公周辺のキナ臭さは勢いを増し、謀略的なものも見え隠れするが、それを切り抜け、なんとなく中ボスが倒された感。全体の中でも物語の中盤だしね。
もはや下剋上というか、ちょっと出会う人に恵まれ過ぎな感はあるけど、その伏線はあったし、それをきちんと引き寄せる才覚があるんだろうな、と思うことにする。
そして、そんな中で沸き起こるひとつの別離。ここまで物語を追ってきていると、その覚悟とそれでも残る関係性とに涙腺が緩む。 -
マインにとってはいちばん恵まれた環境であったであろう神殿での生活が終わることとなる目まぐるしい展開でした。
カラーインク作りに溢れる弟愛に暴走するマイン。そんな、今までと変わらない日常が終わりを告げることとなる、神殿長の企み。
身分の違いはあれど魔力の差は明らかなので、実力行使で負けることはないと思ったのですが、こんな形で決着するとは。ジルヴェスター様万歳!!
ついに家族と離れることになってしまったマインも大変ですが、ベンノの心労が心配です。負けるなベンノ。 -
非常に面白くて、既刊をほぼ一気に読みました。マインが、知識はあれど、脆弱なところや、異世界の常識がわからなかったり、魔力に振り回されるところなど、なんとなく、十二国記を連想しました。
マインの本への情熱も微笑ましいし、楽しく読めました。続きが楽しみです。
元がweb小説だからか、若干、校正が甘いのでは、と思われるところがあり、そこはちょっと残念。 -
お父さんお母さん