【小説8巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第三部「領主の養女1」

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  • TOブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864725217

感想・レビュー・書評

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  • お貴族様生活が始まったけど、新しく登場する人たちもいい人たちばかりで良かった。
    ねこバスもどき?なタイプがまた貴族女性たちの間で流行りそうだし、アンパンマンマーチのコンサートで失神者は出るし。
    立場が変わってもあいかわらず。

    でも家族として言葉は交わせなくなったけど、やっぱり心は通じ合ってる場面が大好き。

  • 領主の養女として、
    貴族の人間としてのスタート。
    元々の世界の教養はあっても
    異世界のお貴族様のマナーとか常識は
    学ぶのが大変そうです。
    細かいところや教育の場面は思ったより
    出ていなかったですが、
    寄付を募る方法だったり
    全然違うところも…。

    工夫してお金を集めたり
    工房づくりに乗り出したりと
    盛り沢山な上、登場人物も一気に増えました。
    ますます先が楽しみになってきます。

  • 今度はアイドルコンサートか!様々なものを異世界に持ち込む主人公だが、イベントの概念を持ち込むとは思えなかった。そこにパンフレットなど印刷要素を付与するのはさすがだが。やはりイベントは物販が儲かるよね。

    一気に領主の養女/神殿長という権力を持ち、本の大量生産への筋道作りに邁進する主人公。ただしその分やることが増えて読書が捗らないのも然もありなん。さらにイタリアンレストラン、自らの身体のための薬草探しと、物語が幾筋にも広がってきた。

  • 領主の養女という、絶対的な地位に着いたマイン。
    この巻は領主の養女として相応しい教養と振る舞いをマインが覚えるお話がメインなので、穏やかに時が過ぎて行きます。家族と離れることを代償にしているのですから、平穏に過ごせる日常ぐらい手に入れないとね。
    今回の見どころは、フェルディナンド様の演奏会と肖像画販売ですね。マインとフェルディナンド様の掛け合いはこの作品のお楽しみの一つだ。

  • 神官長がマインのせいで近寄りやすくなってる!?(笑)大きなお姉様がたを取り込むと寄付金はグッと効率よく集まりますね。奥付のせいでいろいろとバレてしまったけども(笑)騎獣がレッサーパンダバス、そして神官長が歌った恋の歌がアンパ●マン(笑)

  • マインはカルステッドの娘となる。第三夫人のローズマリーの娘という設定だが、それではまた争いが起きると心配したカルステッドの第一夫人のエルヴィーラが私の娘であるとして神殿に預けられたということになった。孤児たちの惨状を見て、働く場所を作り食事と環境を改善した。また、豊富な魔力量や、新しい事業を起こす才能で、領主の養女となることが決まった。貴族社会で生きていくことになるローゼマイン(マイン)は大丈夫なのか…。

  • 【2024-023-1680】図書館より。p345(神官長の肖像画はこれが唯一のものとなり、)そして伝説へ…。

  • 今回の見せ場はフェルディナンドによるフェシュピール演奏会。アイドルのコンサート並みの熱狂ぶりが面白かったです。笑
    今回印象に残ったのがエピローグの、マインが貴族らしい優雅な動作を見せるシーン。ルッツがマインに遅れをとっていることを痛感する描写がありました。
    領主の養女を通して、改名した後も再会できたルッツとマインのほっこりするやり取りを見せてくれましたが、努力の不十分さを痛感させるルッツの描写を入れることで物語を引き締めているところがいいなと思います。今後の2人のさらなる成長に期待です。


  • 第二部でファンタジーの世界を楽しみ始めたら
    第三部は魔法が飛び交うだけでなく、神殿長の
    事件以後の貴族社会情勢と習慣を学ぶ巻です
    読者も大変ですが、一挙手一投足を完璧にする
    ローゼマイン(改名しました)はただならぬ事
    ですが、ご褒美「図書館の鍵」を鼻の先にぶら
    下げられて見事な貴婦人の卵になりました
    今回陰謀主はローゼマインがフェルディナンド
    のイラストを大金で売りさばく話なので平和ま
    もんです

  • 貴族領主の養女となることで 名前がローゼマインに変わる
    個人情報を 作り替える
    思いでにはすごいと思う
    図書館の情報は 中世風になっている
    文書のない世界だから仕方ない

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著者プロフィール

香月美夜(かづき みや)
小説家。1月22日生まれ。中学2年生の頃より小説を書き始め、社会人となり結婚後、子どもの世話がひと段落してから執筆を再会。2013年より小説投稿サイト「小説家になろう」で『本好きの下剋上』を公開して人気作品となる。2015年にTOブックスより書籍化され一般誌デビュー、シリーズ化される代表作になる。同作シリーズは累計100万部を突破し、「このライトノベルがすごい! 2018&2019」2年連続第1位に輝き、テレビアニメ化も決定した。

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